成城大学

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  • 2017.02.20

    小学生と大学生の異世代交流 —社会イノベーション学部の内田ゼミが初等学校6年桃組と交流授業を行いました—

 2月13日(月)、社会イノベーション学部・内田ゼミの2年生が、初等学校6年桃組と交流授業を行いました。今年で7回を数え、成城学園ならではの異世代交流。今回のテーマは「楽しい中学生活を過ごすには」で、卒業を控えた6年生たちが持つ中学での期待と不安に大学生が答えるという企画です。内田ゼミの2年生が4グループに分かれ、事前に集めた生徒たちからの質問に答えるという形で授業はスタートしました。
 「勉強は大変ですか?」「部活での上下関係は厳しいですか?」など、中学生生活に関しての質問に大学生が自分たちの経験を踏まえながら説明。ゼミ生には成城学園中学校高等学校を卒業した学生が6人おり、より詳しく説明ができました。また、事前に大学にいる4人の先生や職員に中学・高校時代に何に打ち込んでいたかをインタビューし、それを子どもたちに発表。最後はグループ別に「中学生になったら頑張りたいこと」を小学生に考えてもらい、それをまとめて報告しました。
 この交流授業は単なる「交流」で終わるわけではありません。小学生にとっては、普段キャンパスですれ違う大学生に直接質問できる機会となり、中学の雰囲気や勉強の魅力を知ることができます。大学生にとってはコミュニケーション能力の向上や「消費者ニーズとは何か」を考える実体験をする、という大きな狙いがあります。消費者、つまり今回は「小学生6年生」という立場に立ち、事前に話す内容や話し方などを練習しました。内田ゼミではディベート大会に参加する機会も多く、人前で分かりやすく伝えたり、プレゼンテーション能力を磨くことも必要。内田真人先生は「世代の違う人と話す機会はあまりないし、頭で考えるだけでなく体験することが大事」と話しました。ゼミの思い出として、この小学生との交流授業を挙げる卒業生も多いのだとか。この経験は今後の「学び」に生かされることでしょう。


  • まずは自己紹介


  • 子どもたちから笑いも


  • 子どもたちと楽しく交流


  • 発表もだんだん慣れてきました