成城大学

成城大学

Twitter FaceBook instagram YouTube LINE note
CONTACT EN

NEWS

  • 2025.12.02

    ギャラクシー賞入賞作品を見る・聴く会を開催しました

 11月21日に、放送批評懇談会から家田利一氏(放送批評懇談会理事/ギャラクシー賞CM部門委員長)、風間恵美子氏(同・副委員長)、岡野敏之氏(同・委員)をお迎えし「ギャラクシー賞入賞作品を見る・聴く会」を8号館lounge#08で開催しました。
 放送批評懇談会は、1963年に、放送に関する批評活動を通じて、放送文化の振興を図り、放送の発展に寄与することを目的として、放送評論家、メディア研究者等が設立した自主独立の団体です。ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設されました。現在はテレビ、ラジオ、CM、報道活動の4部門で年間の賞を選びだし、表彰を行っています。
 今回の会では、今年入賞となったCM部門(テレビCM、インターネットCM、ラジオCM)の13作品を学生たちが視聴し、作品について感じたことをディスカッションした後、放送批評懇談会の方に作品背景や評価された点を解説していただきました。当日は、社会イノベーション学部の遠藤教授、新垣教授、都築教授のゼミナールに所属する学生34人が参加しました。

 13作品の上映が始まると、メモをとりながら作品に見入っていた学生たち。視聴後は、どの作品が優れた広告だと感じたか、どんな点で優れていると感じたか、好きだと感じた作品はどれかについて、ディスカッションを行いました。ディスカッション後の発表では、「大学受験等、自分が経験したこと、自分と重ねる場面が多かったCMが印象に残った」「ただ面白いだけではなくて、共感することで購買意欲を搔き立てられるCMが優れていると感じた」、「ドラマのようで、感情移入しながら、ずっと見ていたいと感じた作品を好きな作品に選びました」といった、それぞれの作品への感想や意見が寄せられました。発表を受けて、岡野氏は「どんなものが優れた広告であるかは、一意的に決まっているわけではありません。会社、制作側、視聴者の様々な立場や視点の違いがあることに気づいてもらいたい」と話しました。その後、家田委員長から入賞作品についての解説をしていただきました。
 学生たちにとって、メディアや映像制作の最前線に触れ、理解を深める大変貴重な機会となりました。

  • 8号館lounge#8で開催した「ギャラクシー賞入賞作品を見る・聴く会」
    8号館lounge#8で開催した「ギャラクシー賞入賞作品を見る・聴く会」

  • 左から岡野敏之氏、家田利一氏(放送批評懇談会理事/ギャラクシー賞CM部門委員長)、風間恵美子氏(ギャラクシー賞CM部門副委員長)
    左から岡野敏之氏、家田利一氏(放送批評懇談会理事/ギャラクシー賞CM部門委員長)、風間恵美子氏(ギャラクシー賞CM部門副委員長)

  • 感じたことをメモしながら、熱心に作品を視聴
    感じたことをメモしながら、熱心に作品を視聴

  • 優れた広告だと感じた作品や、好きな作品についてディスカッション
    優れた広告だと感じた作品や、好きな作品についてディスカッション

ディスカッション後の発表では、作品への感想・意見がたくさん寄せられました

最後に入賞作品の背景や評価された点について解説していただきました