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2025.09.25
9月16日、経済学部・社会イノベーション学部による合同ディベート大会を開催しました。両学部の交流の場ともなっている本大会は2012年から続いています。今回は6つのゼミが参加。「日本においてAI産業に対し、AI推進法(2025年6月施行)よりも厳格な規制を課すことに賛成か」「義務教育(小・中学校)において、授業に関して教科書をタブレットにするべきか」「子ども・子育て支援金制度(独身税)の導入に賛成か反対か」という、日本の未来を左右する重要な政策をテーマに、賛成・反対に分かれて議論を戦わせました。いずれも答えを出すことが難しいテーマですが、各チームは過去のデータや意識調査の結果、海外での事例をもとに様々な観点から論を展開し、白熱した議論となりました。
参加者は討論を行うだけでなく、司会やタイムキーパー、各試合の審判といった役割を協力しながら交代で務めました。学生たちからは「両学部の学生が異なる視点で論じることができて、楽しかった」「質疑応答では相手チームに抜け目がなく難しさを感じたが、真剣な議論をすることができて良かった」といった、ディベートを楽しむ前向きな感想が聞かれました。
閉会式で経済学部の山重教授は「今回のテーマは全て正解を探し続けるべきテーマです。どのチームも主張をまとめることが難しかったと思いますが、建設的に議論を深められていました。今日のディベートを振り返って、改善点を今後に活かしてください」と話されていました。
論理的思考力や議論のスキルとともに、互いに協力しながら物事を進めていく力も培われた大会となりました。
【今回の参加チーム】
経済学部:中田ゼミ、花井ゼミ、山重ゼミ
社会イノベーション学部:青山ゼミ、岡田ゼミ、郷ゼミ
最初は各ゼミナールの紹介からスタート
賛成・反対それぞれが立論を展開
作戦タイム中
限られた時間で、相手チームへ何を質問するか考えます
質疑応答も白熱
相手チームへ鋭い質問
両チームが最終弁論
ジャッジがどちらかの旗をあげて勝敗が決まります
ジャッジによる判定理由の説明
閉会式で対戦結果とMVPを振り返り