イベント
成城大学では、本年度、世田谷プラットフォームの助成を受け、持続可能でより良い世界を目指す開発目標“SDGs(Sustainable Development Goals)”のアジェンダにフォーカスをあてた「Global Matters講演会」を実施します。
第一回講演会として、6月18日(土)に、著名な登山家の野口健氏を迎え、「富士山から日本を変える~山から学んだ環境問題~」を開催し、ご自身の経験から学んだ環境問題とその取り組みについてお話しいただきます。ぜひご参加ください。
対 象:先着300名。参加費無料。Zoomミーティングに参加できる方
野口健(のぐち けん)氏 プロフィール
1973年アメリカ・ボストン生まれ。登山家・環境活動家。
植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け、登山を始める。弱冠16歳にしてヨーロッパ大陸最高峰モンブラン、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロなどを登頂。7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立。
その後、エベレストのゴミ問題を解決するために、4年連続で世界各国の登山家たちと清掃活動に尽力。一方、富士山のゴミ問題の深刻さを目の当たりにし、2000年から「富士山が変われば日本が変わる」をスローガンに富士山清掃活動を精力的に行う。2006年からは、富士山・エベレスト同時清掃活動を実施し、エベレスト側の隊長を務めている。環境教育の必要性が訴えられている中で、次世代の環境問題を担っていく人材育成の必要性を痛感し、小・中・高・大学生を対象とした「野口健環境学校」を開校。環境の大切さを訴え、メッセンジャーを日本全国に育てている。 また、ヒマラヤ地域の氷河融解に危機感を持ち、温暖化について現場からの声を積極的に発信。2015年4月には、ヒマラヤ遠征中にネパール大震災に遭遇。遠征を中断し、直ちに『ヒマラヤ大震災基金』を立ち上げた。また2016年4月、熊本地震が発生した際には『熊本地震テントプロジェクト』を立ち上げ、多くの方々からの支援を得てテント村を開設。国交省などから視察を受けると共に、専門家からも「今後の被災地のモデルケースにすべき」との評価を得た。この経験を元に災害時の避難所の在り方についても提言を続けている。
お問い合わせ
成城大学国際センター(平日9:00-16:00)
TEL:03-3482-9020/6020
E-mail:kokusai[at]seijo.ac.jp
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