イベント
本学では新型コロナウイルス感染症の影響に鑑み、開催を予定しておりました当イベントを中止するよう要請がございましたので、中止することにいたしました。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
このたび成城大学グローカル研究センター主催で、アートをめぐる下記シンポジウムを開催いたします。研究者の講演に加えて、アーティストによる作品の展示、解説、パフォーマンスが行われます。みなさまご参会いただけますよう、ご案内申し上げます。なお参加申し込みは不要です。
*本シンポジウムは文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」の一環として開催されます。
成城大学グローカル研究センター主催 シンポジウム
グローカリゼーションとアート
—アートと美術館を巡るシンポジウム、展示、パフォーマンス
日 時:2020年3月7日(土)14:00-17:30
場 所:成城大学 3号館2階 322教室
成城大学へのアクセス(小田急線「成城学園前」下車徒歩4分)
主 催:成城大学グローカル研究センター(CGS)
使用言語:日本語
お問い合わせ先:
成城大学 グローカル研究センター
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20
TEL:03-3482-1497 FAX:03-3482-9740
E-mail: glocalstudies[at]seijo.ac.jp
*メール送信時には[at]を@に置き換えてください。
プログラム:
講演
1. 荒木 善太(青山学院大学)
2. 北山 研二(成城大学)
トーク
片山 春子(アーティスト)
パフォーマンス
大串 孝二(アーティスト)
ディスカッション
企画趣旨:
18世紀後半以降、アート作品の場が個人コレクションから美術館(博物館も含む)での一般公開へと移行するにしたがい、アート制作は、その表現のテーマ性にあっても美的志向にあっても美術館によって管理され続け、ある種の信仰に似たイメージの崇拝が進んだ。それに対して、同じテーマ性や美的志向を持つアーティストたちがグループ展等を組織していき、その動きはヨーロッパ以外にも拡大した。しかし、こちらはこちらで逸脱を許さないため、アートの新展開が難しくなっていた。だが、デュシャンが再評価される60年代以降は、美術館(ギャラリーも含む)を空洞化するか、そこから抜けだして多様な展示やパフォーマンスが増えてきて、アートのそうしたイマジネール化が進んでいる。では、はたしてアートは美術館がなくても成り立つのだろうか。