NEWS
2023.12.01
11月22日(水)、社会イノベーション学部の「学部デー」を開催しました。社会イノベーション学部では2年次の基礎ゼミナール、3・4年次のゼミナールⅠ・Ⅱが必修科目となっていて、「学部デー」は学生たちが大学の学びの中心となるゼミナールについて知り、次年度どのゼミナールに所属するかを考えるきっかけとなる、重要な行事です。
まず最初に、1年生を対象として基礎ゼミナールの説明会が行われました。基礎ゼミナールは半期ごとに、政策イノベーション学科なら「政策」と「戦略」、心理社会学科なら「心理」と「社会」の2分野の教員から学べる仕組みになっています。分野を横断して学ぶ社会イノベーション学部らしい学び方で、3年生からの専門分野を決める準備をしていくことになります。
説明会が終わるといよいよ「オープン基礎ゼミナール」で、実際の授業を見学しました。1年生たちは各ゼミナールのプレゼンテーションやグループワークの様子、先生と学生のやり取りなどを通して、それぞれのゼミナールの研究分野を知るとともに、雰囲気を体験することができました。
午後には、教員によるゼミナール紹介の後、3年生による各ゼミナールの研究発表会が行われました。次年度所属するゼミナールⅠを選ぶ2年生だけでなく、1年生も任意で参加しました。研究発表のテーマは「ジェンダーレス化の現状と課題」「ユーザーインターフェースのイノベーション」「教誨師と死刑制度」「有名タピオカ店の出店戦略」など、現代社会の課題に幅広い視野で取り組む多種多様な研究成果が披露されました。また、ゼミ合宿や他大学との共同研究など様々な活動について紹介するゼミもあり、仲間とともに楽しみつつ学びを深めている様子が伝わる発表でした。
研究発表会の終了後には、2年生を対象としてゼミナールⅠの説明会が行われました。ゼミナールⅠは大学生活における学びの中心となるため、学生たちは真剣に説明を聞いていました。
どのゼミナールを選ぶか考えることは自分の大学生活の軸を考えることにつながります。「学部デー」の一日を通して、1・2年生は自分の将来とも向き合うことができたようです。