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2022.09.20
9月15日、経済学部・社会イノベーション学部による合同ディベート大会を開催しました。両学部の交流の場ともなっている本大会は2012年から続いています。コロナ禍により一昨年は中止、昨年はオンラインでの実施でしたが、今年度は3年ぶりに対面形式で開催することができました。全体の進行から各セッションのジャッジ、タイムキーパーまですべて参加学生が交代で務め、論理的思考力や議論のスキルとともに、互いに協力しながら物事を進めていく力も培われます。
今回の参加者は5つのゼミと社会イノベーション学部学生有志連合チームの合計6チーム。「同性婚を認めるべきか否か」「コロナ禍に関連して、命・安全を重視すべきか、経済を重視してウィズコロナを採用すべきか」「日本はベーシックインカムを導入すべきか」という、現在日本や世界で注目されている社会課題に関する3つのテーマで、賛成・反対に分かれてディベートを行いました。
各チームは議題に対して経済や政策、法制度、ジェンダー、経済的弱者など様々な観点から準備をし、論を展開しました。それに対する質疑応答では相手の弱点をつく鋭い質問が飛び交い、中には相手へ質問しつつ、自らの意見を補足する強者も。ジャッジを担当した学生たちは話し方や配布資料、質疑応答時の対応といった項目をもとに判定を下しました。勝敗が決まった後は、各チームから相手チームのMVPを選出し、お互いの健闘を称えあいました。
閉会式では教員から「今回のディベート大会に参加した皆さんの「新しいことをやってみよう」という気持ちは、先行きが不透明な今の時代にとても大切なこと。これからもその気持ちを大切にいろいろなことに挑戦してほしい」というメッセージが送られました。学生たちの主体的に、前向きに学ぶ姿勢が印象に残る一日となりました。
【今回の参加チーム】
経済学部:中田ゼミ、花井ゼミ、山重ゼミ
社会イノベーション学部:青山ゼミ、内田ゼミ、学生有志連合
左右の席に分かれて、論戦スタート!