2014年度の学科研修旅行
2014年度の学科研修旅行は研修旅行始まって以来初めて四国に足を伸ばし、11月5日~7日の3日間にわたり、松山・道後~今治~「しまなみ海道」(尾道・今治間の本四架橋)~尾道~福山・鞆の浦の各地を訪れました。
研修初日(11月5日)は羽田空港から四国・松山空港に飛行機で飛び、まずは松山の伊予かすり会館を見学しました。午後からは国の重要文化財である伊予・松山城を見学し、また、四国八十八ヵ所霊場の第五十一番札所、石手寺に参詣しました。
その日は道後に宿泊。伊予の名湯、道後温泉で初日の旅の疲れを癒しました。
翌2日目(11月6日・木)はバスでまず松山から今治に向かい、
そこから、造船所の巨大クレーン群を横目に見つつ「しまなみ海道」に乗って島伝いに北上。
途中、大三島に立ち寄り、国宝・重要文化財級の日本の甲冑の約4割を持つという大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)へ参拝。大三島ではまた、伝統的な製塩施設、流下式塩田も見学しました。
昼食後はしまなみ海道をさらに北上、因島(いんのしま)に立ち寄り、日本の水軍の中で最大級の軍を率いた村上水軍の根城を再現した因島水軍城を見学しました。
しまなみ海道の北端・尾道では、尾道水道を見下ろす千光寺公園を散策。尾道ゆかりの作家、林芙美子や志賀直哉らの文学碑をたどりながら尾道の坂道をそぞろ歩きました。
その夜は、万葉集にも歌われ、江戸時代には朝鮮通信使の寄港地でもあった港町、福山の鞆の浦(ホテル鴎風亭)に宿泊。
翌朝(11月7日・金曜日!)、鞆の浦のホテルにて解散。解散後、土・日曜日を利用して「研修」をさらに続行する諸君もいました。中には、中国地方を縦断・横断して島根県の出雲大社にまでドライブ旅行した強者もいるやに聞いています。