11月28日、経済学部ゼミナール大会が開催されました。ゼミナール大会とは1年生が次年度から所属するゼミナールを考えるための行事です。当日は、ゼミナールの様子を自由に見学できる「オープンゼミ」、各ゼミナールによる「研究発表」、教員に直接質問ができる「オフィスアワー」、という3つのプログラムが用意されています。
「オープンゼミ」ではプレゼンやディベート、グループワークなどの様子を見学し、それぞれのゼミナールがどのように授業をすすめていくのかを体感できました。上級生が直接1年生と対話をするゼミナールもあり、和気あいあいとした雰囲気があふれていました。
3年生による研究発表では「食品産業・林業におけるSDGｓの取り組みについて」「ヤングケアラーの問題」「未来志向のまち・商店街の創造」など社会課題に目を向けたテーマや、データに基づく実践的なテーマが並びました。研究成果だけではなく、担当教員の人となりを紹介したり、ゼミナール活動を伝える動画を流したり、とゼミナールごとに特色が発揮されていました。
経済学部では2年次から卒業まで3年間のゼミナールが必修であり、大学の学びの中心といえるものです。参加した1年生は真剣な表情で各ゼミナールを見学し、ときには先輩に質問をしながら大切な一日をすごしていました。