成城大学

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  • 2022.12.19

    河口ゼミナールが参加した第11回インターゼミナールが開催されました

成城大学経済学部河口ゼミナールが、12月10日(土)に開催された法政大学・慶応大学及び名古屋市立大学とのインターゼミナール研究報告会に参加しました。この報告会には、法政大学菅原ゼミナール(医療経済学)、法政大学酒井ゼミナール(労働経済学)、慶応義塾大学石井ゼミナール(人口学)、名古屋市立大学和久津ゼミナール(医療経済学)、成城大学河口ゼミナール(医療経済学)の5つのゼミナールの学生が参加しました。

法政大学市ヶ谷キャンパス
法政大学市ヶ谷キャンパス

当日は午前9時に法政大学市ヶ谷キャンパスに集合し、A~Dの4つの会場に分かれて、午後4時までかけて合計35の研究発表が行われました(発表テーマは資料1を参照下さい)。
会場ごとに、優れた発表に対して「最優秀報告賞」及び「優秀報告賞」が選考されました。河口ゼミからはA会場の発表において、大島さんの「ふるさと納税受入額の要因分析」が優秀報告賞に選出されました。また、C会場の発表において、友竹さんの「労働生産性の向上の要因分析」が優秀報告賞に選出されました。

大島論文は、ふるさと納税制度を活用する自治体にとって納税額を増やすための方策を探っています。新規性が高く先行研究が少ない状況から、説明変数として「牛肉の返礼品の数」や「ふるさと納税サイトの利用数」を独自に作成して、納税額の決定要因を重回帰分析を用いて推定しました。

優秀発表賞を受賞した河口ゼミ3年の大島さん
優秀発表賞を受賞した河口ゼミ3年の大島さん

 

 友竹論文は、労働生産性を高める要因について先進国を標本としたOECDデータを用いて重回帰分析を実施しました。その結果、労働生産性を高めるためには、「労働時間の短縮」や「パートタイマー比率の引き下げ」が有効であることが判明しました。

優秀発表賞を受賞した河口ゼミ3年の友竹さん
優秀発表賞を受賞した河口ゼミ3年の友竹さん

 

 河口ゼミの3年生は、インゼミの発表内容に、学生間の質疑応答や司会を担当した教員からの指導により改善した上で、4年時に卒業論文としてまとめる予定です。
 A会場からD会場の全ての研究発表が終了後に、会場で司会を担当した教員から講評と表彰が行われ、長く充実した一日が終了しました。

(資料1)

A会場での発表テーマ

B会場での発表テーマ

C会場での発表テーマ

D会場での発表テーマ