成城大学

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  • 2018.09.25

    第27回経営学合同ゼミナール研究発表大会、中央大学が主催 ~成城大学・境ゼミナールほか3校、優秀賞を受賞~

 9月2日から4日まで、第27回経営学合同ゼミナール研究発表大会が、中央大学の砂川和範先生のゼミナールによる主催、会場は静岡県伊東市観光会館別館(宿泊は伊豆暖香園)にて開催されました。今年度の統一テーマは「創造性」でした。
 1990年に開始されたこのプロジェクトでは、学生が企画運営する合宿&研究発表の形式で行われ、教員&学生(学部生、大学院生)が大学の枠を超えて学び、相互に交流を図ることを目的としています。毎年、主催(幹事校)が決める大会テーマでプレゼンテーション力を競い、お互いの意識を高めあうことができます。最近10年間では京都大学をはじめ、20以上の大学ゼミナールが参加してきました。
 今年の参加校は、法政大学・宇野斉ゼミ、甲南大学・廣山謙介ゼミ、同・奥野明子ゼミ、公立鳥取環境大学・中尾悠利子&連宜萍ゼミ、相愛大学・松谷葉子ゼミ、近畿大学・李超ゼミ、滋賀大学・澤木聖子ゼミ、同・陳韻如ゼミ、北海学園大学・澤野雅彦ゼミ、成城大学・境ゼミ、就実大学・日置弘一郎ゼミ、(主催校)中央大学・砂川和範ゼミの12ゼミナール、総勢168名の参加者となりました。

 境ゼミナールは、「創造性のある まち・商店街づくりの追求~下北沢と成城 70年間の変遷をふまえた提案~」と題して、時代とともに変革がすすむ「まち商店街」、特に小田急線沿線にある下北沢、成城学園前の駅周辺に焦点をあて、人間が過去から現在までどのようにまちや商店街を創造し、今後このまちに新たなストーリーを創造できるのか、将来のまち商店街へ提案を試みました。
 今回の検証では、下北沢(11人)、成城(9人)の2チームに分かれて、戦後1945年から現在まで、GHQと帯同したオースティン博士の写真をはじめ70年間に撮影された貴重な写真を起点に、写真、フィールドワーク、インタビュー、住宅地図(1962年)による分析をすべて組み合わせて、8つの評価項目からまち・商店街を評価し、未来を展望しました。

 審査の結果、最優秀賞は該当なし、優秀賞は3校:境ゼミナール、中尾悠利子&連宜萍ゼミナール、澤木聖子ゼミナール、特別賞は2校:宇野斉ゼミナール、奥野明子ゼミナールでした。境ゼミナールは、11回目の参加となり、5年連続で受賞しています。3年ゼミ生によるチームワークで実現させました。この貴重な経験が、今後の教育、研究、就活に大いに役立つものと思われます。

*経営学合同ゼミナール合宿 http://tomo.milkcafe.to/kegozega/