成城大学

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  • 2020.10.12

    社会人の先輩とオンラインで交流 — 第1回キャリアデザイン交流会~若手社員の本音に迫る!—

 9月18日(金)、成城生が富士通株式会社の若手社員と交流する「第1回キャリアデザイン交流会~若手社員の本音に迫る!~」を開催しました。このイベントは、入社1~3年目の若手社会人の方と交流することで、学生が、これからの目標を見つけるきっかけにしてもらうことを目的にキャリアセンターが企画し、富士通株式会社のご協力を得て実現しました。当日は1年~4年生約70名の成城生が参加し、オンラインツール「Zoom」を利用して社員の方々と交流しました。
就職活動を前にしてどのような心理状態だったか、就職活動に向けて気持ちの切り替えになった出来事、働き始めて気が付いたことや心の変化など、率直な言葉で語っていただきました。質疑応答では、学生から、「文系の学生が理系の企業を目指した理由は?」、「今の会社にエントリーした理由は?」、「学生時代にしておいたほうがいいことは?」などたくさんの質問があり、一つひとつに丁寧に回答していただきました。また、コロナ禍での入社となった社会人1年目の先輩からは、リモートでの業務のメリット・デメリット、今後も続くであろうオンライン上でのコミュニケーションにおける他者との関係構築や自身のアイデンティティの確立など、参考になるアドバイスをたくさんいただきました。
 後半は、箱根駅伝「山の神」として有名な元陸上選手の柏原竜二氏にご講演いただきました。学生時代に思い描いていた将来の自分、社会人として活かされているスポーツ選手としての経験(自己完結型PDCAサイクル:自分が思ったように行動できたか振り返って評価し、次に生かす方法)などを、正直に語っていただきました。「これまでの自分史を振り返って、成功体験だけでなく失敗体験についても語れると良い」、「(コロナ禍でも)人との交流を絶やさず感性を鈍らせず磨いていく方法を考えてほしい」と学生に向けたメッセージをいただきました。
 参加した学生からは、「就活が始まるまでの間に“自分史”を作っておこうと思いました」、「一つのことに執着するのではなく多くのことにチャレンジしたい」「先の見えない時代ですが、臆することなく能動的に行動していきたい」などのコメントが寄せられました。
 社会人という新たなステージを前に不安な学生に、一歩先を進む先輩たちからの「やってみなければ分からない。能動的にチャレンジしてみよう!」という激励のメッセージが届き、自身のこれからのキャリアを描くきっかけになったことと思います。

2時間半をこえるオンラインでの交流。濃密な時間となりました 約70名の学生が参加しました

就職前の様々な感情を率直な言葉で語ってくださった若手社員の皆さま。学生にとも共感できることが多々あったと思います

数々の輝かしい記録を残した「山の神」柏原竜二氏。自ら「Mr.ネガティヴ思考」と語る意外な一面も

 新型コロナウイルスにより、学業だけでなく学生のさまざまな活動が大きな変更を余儀なくされています。学生のキャリアサポートも同様、キャリアセンターが以前から検討・計画していたものが思い通りに開催できない状況ですが、コロナ禍にあっても学生へのサポートを止めないための方法を模索し続けてまいります。