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  • 2019.01.30

    キャリアデザイン科目授業内で世田谷区にプレゼンテーションを実施しました

 キャリアデザイン科目の1つである「プロジェクト演習〈企業提案〉」(担当 キャリアセンター 高村 静特別任用教授)では、2020年にオリンピック・パラリンピックの馬術競技開催地となる世田谷区の魅力を再発見し、競技観戦などで世田谷区を訪れる方に向け、その魅力をどのようにアピールしたらよいか、内容や方法を検討してきました。
 授業では、在日外国大使館を訪問し国外に向けての情報発信の手法を学んだり、訪日外国人向けに観光情報を提供している企業の方から、外国人観光客の日本についての関心ごとを伺ったりしました。
 また、2020年に世田谷区で開催予定の馬術競技については、本学卒業の日本トップクラスの競技者の方から、競技のルールや魅力、観戦の楽しみ方などについてお話を伺いました。
 グループごとのフィールドリサーチを経てプランをまとめ、1月16日の授業では、世田谷区経済産業部のご協力を得て、学生によるプレゼンテーションを実施しました。各チームからは、世田谷区内の歴史資産を活かした世田谷の江戸化計画、区外にも人気の世田谷のパンをPRするイベントや対外国人の接客に役立つアプリの紹介、経堂駅周辺のカフェをSNSを活かして紹介・PRするSNS活用術、広々した自然の中で世田谷区産のブランド野菜をバーベキューで楽しむプランなどが、それぞれの課題と、調査をもとにした解決策の組み合せとして提案されました。
 世田谷区経済産業部からは、「学生のSNS活用術や情報発信の実際を直接聞くことができ有意義だった」「日ごろ見落としがちな新たな魅力に気付くことができた」「訪日観光客対応の参考になるアイディアがあった」などのコメントがあり、優秀賞1チームを選定いただきました。
 一連の授業を通じ、身近なグローバル化、特に日本人にとっての当たり前はすべての人にとっての当たり前ではないという点や、自分達の視点から新たな世田谷区の魅力に気づくことができました。また、チームごとに役割を決めて協力し、調査や提案を計画・実施して成果へ結び付ける経験をしました。
 今後はフィールドリサーチの充実や世田谷区内のお店の情報発信へのご協力などにおいて、さらに地域との連携を深めていくことが期待されます。