成城大学

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  • 2015.09.14

    「大学で学ぶとは」議論を続ける濃密な3日間 —夏季学生交流プログラム2015を実施—

京都産業大学、新潟大学、福岡工業大学、成城大学の1年生が、3日間にわたって実践型のキャリアプログラムを受講する「夏季学生交流プログラム2015」 を、9月2日(水)から4日(金)にかけて、成城大学を会場に実施しました。
このプログラムの目的は「大学で学ぶとは、主体的な学びとは」について考え、議論すること。国立・私立、文系・理系、地域の垣根を越え、グループワークやグループディスカッションを通してさまざまな考えに触れて個人だけでなく、グループ全体でプログラムの理解を深めていきました。今回参加した学生は総勢121名。国立オリンピック記念青少年総合センターで寝食を共にするので打ち解けるのも早く、話し合いの場は笑顔や明るい声であふれていました。
また、今年で3回目となるこのプログラムには、昨年や一昨年参加した学生が、サポーターとして参加しています。プログラムの構築をはじめ、進行や議論のアドバイスなど、経験者の2、3年生が行い、学生が主体となって行うプログラムとなりました。


  • 少し下手でも自分の意見を言ってみれば受け入れてくれる。わずかな時間で築かれた信頼感で、ディスカッション中も笑顔があふれる。


  • 「意見は自然と湧いてくるものだと思っていない?そうではなくて意見は作るもの」。先生の鋭い言葉が学生の心をとらえる。

初日、2日目にさまざまなワークを行い、最後のミッションはチームごとに作成した「学生交流プログラム」のPRポスターを使ってのポスターセッション。2日間の学びを生かし、テレビ通販の設定で学生交流プログラムを「商品」として売り込んでみたり、昔話の語り手風に説明したり、アトラクションのキャストになりきってみたり…それぞれのチームの個性をいかんなく発揮しました。全員が順番に発表しましたが、大学に入学してまだ半年も経たない1年生とは思えないほど、自信を持って話していました。
体力的にも精神的にも相当疲れたと思いますが、全体総括で学生たちから出たのは「チームのメンバーと夜遅くまで話して作り上げていく過程が楽しかった」「発表するのが苦手だったが、できなかったことがふと気づいたらできるようになっていた」という声。1年生の夏休みに「大学で学ぶとは」ということを考え続ける濃密な3日間を過ごした学生たちは、きっと残りの大学生活をさらに充実させていくことでしょう。


  • 最終日のポスターセッション。発表時間3分をきちんと計って練習してきた成果を発揮する。ポスターの作り、発表の仕方にチーム個性がキラリ。


  • ポスターセッションでいいと思ったものには「いいね!」シールを投票。多くの人から「いいね!」をもらった5チームは、全員の前で発表した。聴衆が大人数になっても、「これまでみんなで作り上げてきた」という自信が後押し。