成城大学の知財を広く社会に発信する生涯学習支援事業「成城学びの森」。例年配布している講座一覧を掲載したチラシを2024年度春夏講座よりリニューアルしました。

今回のリニューアルは学生からの提案から始まりました。2023年度学長賞懸賞コンペティションに応募したチーム「そよみち」が「成城学びの森」のチラシを刷新するというアイデアを発表し、社会人の学び直しに注目した点や具体的なサンプルを提示した点が評価されて、見事最優秀賞を獲得しました。そして実際に「そよみち」の二人が参加して、チラシを制作することに。担当職員とともに約3か月をかけて試行錯誤を繰り返しました。
学びたいジャンルを選んでそれに合った講座をみつけてもらう仕組みや受講者の声など新しいコンテンツを盛り込みつつ、高齢の受講希望者にも読みやすいUDフォントの採用や、文字の大きさに配慮するなど細かい点にもこだわりました。
3月28日、ついに完成したチラシを「成城学びの森」運営委員長である有田 英也教授（文芸学部）に報告しました。
二人は、社会人講座のチラシに着目したきっかけや、デザインについて意識したところなど、有田先生の質問に答えながら各々の考えをしっかりと伝えていました。有田先生からは、「そよみち」による学生ならではの新しいアイデアや、アカデミックながら親しみやすいデザインへの称賛とともに、制作過程での苦労への感謝が述べられました。

2024年度「成城学びの森 コミュニティー・カレッジ春夏講座」は4月8日より受講申し込みを開始します。

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