「成城 学びの森」オープン・カレッジ

講演風景

2016年度 オープン・カレッジ開催風景

第1回 梅若長左衛門師/一噌隆之師 対談「能の謡と囃子について」

11月26日(土)、今年度第1回オープン・カレッジを開催いたしました。当日は、能楽師の梅若長左衛門(うめわか・ちょうざえもん)師と能楽師一噌流笛方の一噌隆之(いっそう・たかゆき)師の2名をお迎えして、謡、笛、小鼓の実演も交えながら対談形式でお話しいただきました。成城学園ご出身の先輩と後輩ならではのなごやかな雰囲気の中、貴重なお話を伺う機会となりました。
第2回オープン・カレッジは12月3日(土)に開催いたします。ご期待ください。

  • 笛の音色が物語に与える印象を実演を交えてお話しいただきました
    笛の音色が物語に与える印象を実演を交えてお話しいただきました

  • 貴重なお話や謡、笛の実演に熱心に耳を傾けるご来場の皆様
    貴重なお話や謡、笛の実演に熱心に耳を傾けるご来場の皆様

【第1回講演会アンケートより抜粋】

◆能の歴史が名前の由来を通して知る事ができた。謡と笛との演奏の効果を実演で聴けて良かった。笛のリズムのむずかしさを感じた。
◆演者が近く、いつもは縁遠く感じる世界が少し身近に思えた。卒業生ということで、母校への愛を感じた。
◆能は総合芸術であることをあらためて理解することができました。笛の素晴らしさの再発見でした。
◆邦楽の奥深さ、技術の高さ、舞台を作り上げる役割としての楽器について、とてもよくわかり、お話の上手さもあり、とてもおもしろく拝聴できました。各々専門の技術の習得の他に、シテ方はお囃子、笛方は他のお囃子(大鼓、小鼓、太鼓)等と、さまざまなおけいこをしてこその舞台だということがわかり、素晴らしいと思いました。
◆普段なかなか聞くことができない囃子方、特に笛について、実演も交えて興味深い内容でした。何歳ぐらいから、どの順番で楽器を習っていくのか、ということが聞けたのも、オープン・カレッジならではと思いました。
◆初心者でもわかりやすい内容で、能楽のイメージである「敷居の高さ」を感じなかった。
◆実際に笛の音色の違いを体験でき、これから能を観に行った際もっとそういうことにも気を配って観賞していこうと思います。

第2回 杵家弥七 師/都 一中 師 対談「江戸三味線音楽の源流を尋ねて」

12月3日(土)、長唄杵家派六世家元 杵家弥七(きねいえ・やしち)師と浄瑠璃一中節十二世家元 都一中(みやこ・いっちゅう)師をお迎えし、今年度第2回となるオープン・カレッジを開催いたしました。気心の知れたお二方の軽快な語り口による対談につづき、後半は掛け合いの演奏をお楽しみいただきました。浄瑠璃と常盤津の三味線の違い、弾き方や音色の違いなど、実際の演奏を交えながら分かりやすく解説していただき、古典芸能や三味線に精通された方だけでなく、日頃馴染みのない方にとっても身近に触れていただく機会となったのではないでしょうか。
今年度のオープン・カレッジはすべて終了いたしました。沢山の方のご来場、ありがとうございました。

  • 前半は都一中師(左)と杵家弥七師(右)による息の合った対談
    前半は都一中師(左)と杵家弥七師(右)による息の合った対談

  • 後半は演奏での掛け合いから、楽器や音階について解説いただきました
    後半は演奏での掛け合いから、楽器や音階について解説いただきました

【第2回講演会アンケートより抜粋】

◆古典芸能の世界の裏話、お二人がこの道を選んだきっかけやエピソードなど、お二人の対談が抜群に面白かった。
◆大変素晴らしい演奏でした。お二方の対談も息が合って楽しいひととき、リズムに乗って笑わせていただきました。
◆堅苦しいイメージを持っていましたが、古典芸能をリードするお二人の幅広いお話を伺って親しみを覚えました。三味線の違い、音階など音を聞きながらの解説はとても興味深く楽しめました。
◆お二方の口調がまるで落語家さんのように江戸調で面白く、粋で楽しいお話でした。演奏はまるで目の前に歌舞伎の玉三郎さんたちがあでやかな踊りを踊っているかのように感じられました。掛け合いの演奏もすばらしく、自然で息の合った演奏でした。
◆お二人の仲睦まじさが伝わる掛け合いのお話は、多岐に亘るもので大変楽しく、また有意義な心に残るお言葉がちりばめられたものでした。
◆両家の「ご家族」による演奏は10年ぶりのめったにない共演とか。貴重なものを聴かせていただきました。

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