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2019年度 春夏講座
25) ドイツの詩と歌曲

講義内容

ドイツ近代から現代にかけての詩と歌曲の深いかかわりを、詩を味わい、歌を聴きながら考えてみたいと思います。ドイツリートという形に結晶したこの結びつきには宝石のような輝きがあります。そもそも原詩に音楽が内在しているといってもよいのです。これに感応した作曲家の詩心も素晴らしいものです。皆様とこのような世界を味わってみたいと希望します。

各回テーマ

(1) ゲーテとベートーヴェン

(2) ゲーテとシューベルト

(3) シラーとベートーヴェン、シューベルト

(4) ハイネとシューベルト、シューマン

(5) アイヒェンドルフ、メーリケとシューマン、ヴォルフ

講師紹介

専攻：ドイツ文学
わたくしはこれまで、成城大学をはじめとして様々な場所でドイツ語とドイツ文学を講じてきました。専門分野としては、ドイツ文学のなかでも詩と批評に重点があります。主題は、魂と形式のかかわりということになります。