「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ
講義内容
「ラッキー・ストライク」や「キャメル」は敗北し、「マールボロ」が世界を制覇できた要因は何か。
「シュリッツ」や「ブルー・リボン」は消滅し、「ミラー・ライト」や「バドワイザー」が勝利したのはなぜか。
米国のシガレット業界とビール業界の発展史を、上位3社の事例分析によって解明する。
各回テーマ
(1)アメリカン・タバコ社の成功と失敗:「ラッキー・ストライク」「ポールモール」の大ヒット
(2)R・J・レイノルズ社の発展と衰退:「キャメル革命」「フィルター革命」「RJRナビスコ社の陥落」
(3)フィリップ・モリス社:米国No.1タバコ会社から世界的総合食品企業への転身
(4)会社破綻の分析と教訓:シュリッツ社の事例
(5)ミルウォーキーの大躍進ビール会社:SABミラー社の事例
(6)米国ビール業界の巨人:アンハイザー・ブッシュ社 — 栄光と挫折の150年 —
講師紹介
専攻 : アメリカ経営史以前は、AT&Tなどのテレコム業界を研究対象としていたが、最近では、タバコやビールのほか、アメリカン・シュガー社(製糖)、スウィフト社(食肉加工)、A&P社(食品スーパー)、コカ・コーラ社(ソフトドリンク)、ITTコンチネンタル・ベーキング社(製パン)、ケロッグ社(即席シリアル)、マクドナルド社(外食)、ハインツ社(缶詰)などのアメリカ食品業界に関心がある。