成城大学

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  • 2017.07.06

    スウェーデン在日大使館参事官が来校-社会イノベーション学部内田ゼミ-

 社会イノベーション学部基礎ゼミナールは、3年生からの本格的なゼミナール活動に備えて、情報収集スキル、読解力、レポート作成力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力などの基礎的な力と、英語の活用、能動的に学ぶ姿勢を身につけることを目的とした2年生対象の授業です。内田ゼミでは前期総まとめとして、各国在日大使館代表の方にお越しいただき、英語でのプレゼンテーションを行うことが毎年恒例となっています。
 7月5日(水)、今年はスウェーデン在日大使館参事官Sven Östberg 氏をお招きして、Communication with Sweden “Discover Sweden, Find out Lessons from their Experiences” と題した発表を行いました。内田教授によるプログラムの説明の後、さっそく学生によるプレゼンテーションがスタート。参加した学生は全18名で4つのグループに分かれ、全員が英語で発表しました。内容は成城大学、内田ゼミナールの紹介から始まり、日本とスウェーデンの大学の違いを授業の進め方、授業料、学生生活などから比較したり、年金・医療等の社会保障制度、OECDデータを用いた幸福度指数など、さまざまな角度から、日本とスウェーデンの相違点に焦点を当てたプレゼンテーションを行いました。
 グループのプレゼンテーションが終わるたびに、Sven Östberg 氏から発表内容に沿ったご自身の意見や、スウェーデンの現状、率直な感想が述べられ、発表した学生たちとの質疑応答を交えながら、学生とのコミュニケーションを図っていただきました。学生からの鋭い質問にも本音で、そして真摯な姿勢で応えてくださる姿も印象的でした。
 外交官を前にしたプレゼンテーションにもかかわらず、ゼミ生たちは物おじせずに発表の場に立ち、外交官と対等にそしてスムーズにやりとりをしており、ここに至るまでにかなりの準備と練習を重ねて望んでいることがうかがえる発表でした。
 Sven Östberg 氏から「すばらしい経験をさせていただき、また社会人にない学生らしい新鮮で興味深い若者の意見が聞けて、自分も楽しかった」との感想をいただきました。
 学生にとっても、在日外交官と共有した時間は大変有意義で貴重な経験になったことと思います。