９月２６、２７日に行われた第３０回全日本学生ライフセービング選手権のビーチスプリント競技で、経済学部経営学科２年でライフセービング部に所属する荒井滉太郎さんが優勝。成城大学ライフセービング部初のインカレ王者に輝く快挙を達成しました。
　ビーチスプリントとは文字通り、砂浜で争う９０ｍの短距離走。陸上のトラックと違い、砂浜を走るので、砂の質に合った走りと、砂浜を蹴る脚力が求められます。荒井さんは高校まで野球部に所属。先輩から「表彰台を狙える」と勧誘され、大学入学後にライフセービング部に入部しました。昨年のインカレでは２位だっただけに、リベンジを果たしました。
　今年６月の全日本種目別選手権で４位に終わり「とても中途半端な結果だった」と、夏場は海水浴場での監視活動が終わった後に走り込みを徹底。周囲から「腰回りが大きくなった」「いいふくらはぎになった」と言われるほど下半身が鍛えられました。ビデオ判定にもつれる接戦を制し、見事に表彰台の中央に。「普段の練習を意識するようになった。自主練もやっています。インカレ連覇狙います！」とさらなる活躍へ自分との闘いは続きます。