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    「越境の表象」第3回【終了しました】
    開催日:2018.12.19

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このたび成城大学グローカル研究センター主催で下記シンポジウムを開催いたします。みなさまご参会いただけますよう、ご案内申し上げます。なお参加申し込みは不要です
*本シンポジウムは文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」の一環として開催されます。

成城大学グローカル研究センター主催 若手育成ワークショップ

「越境の表象」第3回

成城大学グローカル研究センター主催 若手育成ワークショップ「越境の表象」第3回

日 時:2018年12月19日(水)18:00-19:45
会 場:成城大学 3号館3階 小会議室 成城大学へのアクセス(小田急線「成城学園前」下車徒歩4分)
主 催:成城大学グローカル研究センター(CGS)
使用言語:日本語

お問い合わせ先:

成城大学 グローカル研究センター
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20
TEL:03-3482-1497 FAX:03-3482-9740
E-mail: glocalstudies[at]seijo.ac.jp
*メール送信時には[at]を@に置き換えてください

ワークショップ発表者題目:

1.沖久真鈴(成城大学大学院博士課程後期満期修了)
   「バルザックにおけるグローカルとは」
2.大澤舞(成城大学グローカル研究センターPD研究員)
   「Charlotte BrontëのVilletteにみるコスモポリタン・ユートピア」

コメンテーター:北山研二(成城大学)、木下誠(成城大学)

企画趣旨

成城大学グローカル研究センター(CGS)では、当センターが提唱し推進している「グローカル研究」(グローバル化とローカル化が同時かつ相互に影響を及ぼしながら進行するグローカル化現象に関する研究)の一環として、このたび、若手育成ワークショップ「越境の表象(第3回)」を開催することとなりました。
 文学において、「動物」や「人」のグローバル化およびローカル化は様々な形で表現されています。グローバリゼーションは近現代的現象として捉えられがちですが、実際は大航海時代以前から徐々に、しかし確実に立ち現れてきました。経済地理学者デヴィッド・ハーヴェイが示す「少なくとも1492年(コロンブスによる「新大陸」発見の年)にまでさかのぼることのできる長期にわたる商業の拡張過程(それは今では「グローバリゼーション」と呼ばれている)」は、文学においては「商業の拡張過程」の意味合いだけではないグローバリゼーションが描かれてきたことを本ワークショップで示していきます。
 本企画では、19世紀仏文学のオノレ・ド・バルザックと英文学のシャーロット・ブロンテを取り上げ、それぞれの作品に見られるグローカルな側面について考察します。バルザック小説における「動物」、ブロンテ小説における「人」がグローバルに移動し、越境した先でどのように反応するのか、あるいはどう反応されるのか。彼らはどのようにして受容されローカライズしていくのか。そして彼らのそれぞれの「越境」は何を目指し、何を表象しているのかを検討していきます。

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