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  • パトリシア・スタインホフ教授講演会開催のお知らせ【終了しました】
    開催日:2018.06.02

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このたび成城大学グローカル研究センター主催で下記の講演会を開催いたします。みなさまご参会いただけますよう、ご案内申し上げます。

講演者:パトリシア・スタインホフ(ハワイ大学社会科学部社会学科教授)
講演題目:社会運動におけるグローカル化——60年代日本の学生運動を中心に——
司 会:西原和久(成城大学社会イノベーション学部心理社会学科教授)

参加費無料、事前登録不要。どなたでも参加できます。
発表は原則として日本語です。
※本講演会は文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」の一環として開催されます。

日 時:2018年6月2日(土)16:30~18:00(16時より受付)
会 場:成城大学3号館3階 大会議室
    成城学園へのアクセス(小田急線「成城学園前」下車徒歩4分)
主 催:成城大学グローカル研究センター


お問い合わせ先
成城大学 グローカル研究センター
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20
TEL:03-3482-1497 FAX:03-3482-9740
E-mail: glocalstudies[at]seijo.ac.jp
※メール送信時には[at]を@に置き換えてください。

パトリシア・スタインホフ教授講演会開催のお知らせ

1.講演要旨

 1960年代ごろの日本の学生運動は、非常に強く新左翼思想から影響を受けた。元々、新左翼の思想は西洋から来たものだが、その思想も、あるいは行動や方法も、日本国内でかなり変容した。それは一種のグローカル化である。日本の60年代や70年代の新左翼運動に関する私の研究を使って、そのグローカル化について語りたい。
 グローカル化とは、グローバル化によって入ってくることが、当該の社会の制度や考え方に合わせて採用されるプロセスのことである。その結果として、以前の社会とも、また入ってきた物とも違って、新しいものが生じる。新左翼の場合、それ以前にグローカル化されたマルクス主義やレーニン主義の政党の構造に合わせて、新左翼の党構造も作られた。そこから新しい成り行きが派生し、想像しえないような結果になった。

2.講演者の主要著作

単著:『死へのイデオロギー—日本赤軍派』(岩波現代文庫、2003年)
共著:『連合赤軍とオウム真理教—日本社会を語る』(伊東良徳と共著、彩流社、1996年)
英書:Destiny: The Secret Operations of the Yodogō Exiles, ed. by Steinhoff, P. G., University of Hawai’i Press, 2017(高沢皓司『宿命—「よど号」亡命者たちの秘密工作』新潮文庫、1998年の編集・解説・翻訳)

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