成城大学

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村田光二ゼミ

社会心理学 社会的認知 実験

このゼミでは社会心理学を学びながら、実際に研究活動をします。教員のアドバイスのもと、実験や調査を実施し、得たデータを分析し、その結果に基づいて議論し、研究成果を発表します。「社会的認知」という基礎領域が中心ですが、例えば学生の日常生活(アルバイト、SNS利用等)、消費者行動、動機づけ、幸福感など、「社会的な心の働き」に基づく多くの行動や現象を研究対象にすることができます。基礎知識を身につけるため最初にテキストを読みます。これまでに、『ザ・ソーシャルアニマル』『人の心は読めるか?-本音と誤解の心理学』『スタンフォード大学の共感の授業—人生を変える「思いやる力」の研究』などを読んできました。その後、実際に実施された研究を報告している『心理学研究』『社会心理学研究』『実験社会心理学研究』などの学術論文を読みます。そういった中から適切な先行研究を見つけて、それを元に自分たちの研究計画を立て、議論を通じて内容を洗練させてから実験や調査を実施します。こういった経験を4年次の卒業研究につなげてもらっています。

卒業研究題目

  • 計画錯誤の研究-目標設定と過去想起の効果-
  • ブランド品が自己に与える影響
  • 採用場面でのジェンダーステレオタイプ
  • かわいい画像が援助行動に及ぼす影響
  • 他者からの善意とお菓子の味

担当教員主要業績

  • Attribution processes in a mixed-motive interaction: The role of active observer's behavior.
  • From international sports to international competition: Longitudinal study of the Beijing Olympic Games.
  • Accentuation of bias in jury decision-making.
  • 白色または黒色の着衣が道徳性の自己認知に及ぼす影響.
  • 障害者の「有能さ」と「温かさ」に関するステレオタイプ-顕在指標と潜在指標を用いた実験的検証.

関連Webサイト

http://social-cognition-lab.blog.jp/