成城大学

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伊地知ゼミ

イノベーション政策

 イノベーションが実現するためには、イノベータである企業等による取組だけではなく、その源泉となるような新たな知識・技術が生み出されることや、企業等による活動を取り巻くさまざまな環境や条件が適切に整っていることも大きく関係しています。
 このゼミでは、テーマに即した文献や最新の情報・資料・データ・分析が提示されている文書等を、適宜、織り交ぜながら、まず、イノベーションの種々の実例を取り上げて、イノベーションの実現に関わる特徴について理解を深めます。それから、イノベーションの実現が政策や制度とさまざまに関わっていることを学んでいきます。
 このような活動を通じて、ゼミ生各自の関心に基づいて問いを設定して研究を進める卒業研究にも活かされるようにしています。

卒業研究題目

  • ユーザー・イノベーションとして見るコミュニティバス・サービス
  • 新商品創出能力の源泉:任天堂が新たなインターフェースであるWiiリモコンを生み出せた理由
  • 近年の科学教育政策に関する国際比較と今後の日本への示唆
  • スウェーデンと日本の産学連携の比較:大学における組織体制に関する分析と日本への示唆

担当教員主要業績

  • Innovation measurement and policy in Japan: potentials of the general definition of innovation for measurement from a systems approach viewpoint
  • 我が国の科学技術・イノベーション政策形成システム:現状と展開に向けた示唆
  • 大学・公的研究機関における知的財産権の共有の状況とマネジメント—実証的アプローチ