河口ゼミ

社会保障(医療・介護・年金など)の経済学

 このゼミでは、経済学という分析ツールを身に着け、その経済学の視点から様々な分野を理解するという応用ミクロ経済学のゼミです。このゼミで3年間勉強することにより、学生自身で設定したテーマについて卒業論文を作成し、説得力のある結論を見出すことが目標です。この目標に向かって段階的に学習を進めて行きます。

 なお、このゼミでは4人から5人でつくるグループ毎に相談や討論を行うこと(グループ・ワーク)が中心になります。このため、ゼミに漫然と出席しているだけでは、他のメンバーに迷惑をかける事になります。ゼミへの出席は勿論のこと、遅刻をせず、グループでの討論に積極的に参加する事が求められます。

 第一に、2年次ゼミでは、11月中旬に開催されるインターゼミ(法政大学・慶應大学との合同ゼミ)での「グループ発表」を行う事を通じて、卒業論文のテーマ(研究する分野)を設定することを目標にします。
 このインターゼミを通じてグループで、発表テーマの選定・自分たちの主張する仮設の設定・仮説を論証するためのデータ分析や論理構成の吟味などを徐々に進めて行きます。個人では迷ってしまう事も、グループで相談しながら進めていくと意外とできるものです。
 インターゼミでは他大学の学生の前で発表するという貴重な経験を得るとともに、他の発表を数多く見る事により、自分の興味のあるテーマを絞っていくことが可能になります。

 第二に、3年次ゼミでは、2年次にグループで発表したインターゼミで、今度は卒業論文のテーマを「個人で発表」をする事を目標にします。2年次にグループ・ワークで経験したテーマ選定・仮説の設定・論証のためのデータ分析や論理構成などを、今度は個人のテーマについて進めていきます。
 授業では、ゼミ指導教員がグループで討論する項目を順次指示して、グループで個人毎のテーマについて相談しながら進めていきます。このようにインターゼミでの発表内容を練り上げていく中で、卒業論文の「骨組み」が自然と出来てきます。
 インターゼミでは個人で発表し、他大学の学生からの質問にも対応します。自分が納得するまでの吟味した内容は、自信をもって質疑応答できるものです。この経験を通じで、個人のテーマについて卒業論文の骨組みと結論の見通しを得る事ができるでしょう。

 第三に、4年次ゼミでは、3年次に個人発表を行ったテーマを卒業論文に仕上げる事を目標にします。但し、夏学期は就職活動が忙しいこともあり、企業の事例研究を中心に授業を進めます。冬学期には、インターゼミで発表したパワーポイントの資料を、卒論の草稿(ドラフト)に仕上げていきます。
 就職活動では、なぜその企業に就職したいのかを説得的に話す必要があります。卒業論文も自分が設定した主張(仮説)について、読んだ人になるほどと納得してもらう事が重要です。世の中には様々な意見や価値観がありますから、それらを踏まえて客観的な論証ができるように指導します。

 卒業論文のテーマはが学生に自由に選択してもらいます。これまでは社会保障関係(医療・介護・年金)のテーマが多くみられましたが、ディズニーランドや100円ショップの経営をテーマにするゼミ生もいました。最近では、結婚(未婚の要因)・出産(出生率)・保育(待機児童問題)・育児休暇(育休取得率)などをテーマにするゼミ生が増えています。
 最後に、このゼミではルールを守れ、積極的にゼミに参加する人を歓迎します。グループで活動しますので、遅刻や欠席をする人に向いていません。

医療経済論ゼミ履修モデル
(河口ゼミ)

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