留学生インタビュー

キーワード

  • 学生インタビュー
  • 留学生
  • ドイツ

「妖怪」のルーツを探るため、
日本で民俗学を学んでいます

ドイツ/フリードリヒ・アレクサンダー大学エアランゲン=ニュルンベルクから留学

子どもの頃から好きなアニメが
日本への留学のきっかけに

子どもの頃に見ていた「ONE PIECE」や「NARUTO -ナルト-」のアニメが、日本に興味を持ったきっかけです。ドイツの大学で日本語や日本の文化を学び、交換留学生として成城大学に来ました。
日本に来るのは、今回の留学が初めて。日本語で友達と話したり、新宿や渋谷を歩いてみたりと毎日とても新鮮な気持ちで大学生活を送っています。

日本の妖怪と幽霊を研究
ドイツの昔話と比較したい

ドイツの大学では、日本の昔話に登場する妖怪と幽霊について研究していました。ドイツにも昔話はありますが、妖怪や幽霊は登場しません。日本の妖怪は、海外の人にとってはとても不思議な存在です。
これから私は日本で民俗学を勉強して、ドイツの昔話と日本の昔話を比較しながら「妖怪」について研究していきたいと思っています。まずは日本語をしっかり身につけて、民俗学の授業や文献を理解できるようになるのが目標です。

留学生クラスで日本語を勉強中。
日本語を話すのが楽しくなってきた

現在は、留学生向けのクラスで日本語を勉強中。日本語のリスニングやスピーキングはもちろん、ドイツの文学作品を日本語で紹介したり、日本の文学作品を読んで発表をしたりしています。
クラスには他の国からの留学生もたくさんいるので、みんなで教え合いながら学んでいます。最初は日本語で話すのが恥ずかしかったのですが、だんだん慣れてきた今は日本語でコミュニケーションを取るのが楽しくなってきました。

留学生のサポート制度も充実。
安心して大学生活を送れる環境です

成城大学には、海外からの留学生を一対一でサポートしてくれる「バディ制度」があります。ウエルカムパーティーやコーヒーアワーなど、日本人学生と留学生の交流の場もあるので、日本人の友達もだんだん増えてきました。
留学期間が終わったら、ドイツでさらに日本の民俗学について研究するつもりです。それまで日本で友達をたくさんつくって、勉強の面でもプライベートの面でも、留学生活を満喫したいです。