経済学部|学生インタビュー

キーワード

  • 学生インタビュー
  • 経済学部
  • 経済学科

生体認証技術の発展によって、
手ぶらで買い物ができるようになる?

経済学部 経済学科 4年

身の回りのトピックから
経済学の基礎を学んだ1年次

将来の目標ややりたいことが見つかっていなかった高校時代。
「経済の知識はどんな仕事でも役に立つだろう」と思い、経済学部への進学を決めました。
はじめのうちはなかなか授業におもしろさを見いだせずにいましたが、転機となったのは1年次に受けた「金融論」の授業。
身の回りの商品の値段がどのように決められているのかなど、普段の生活と身近なテーマから金融の基礎を学んだことで、どんどん経済の学びに興味を持つようになりました。

金融論のゼミナールで
AIと金融サービスの関連を学ぶ

そして、2年次からは中田真佐男先生の「金融論」のゼミナールを選択。
銀行の金利の仕組みやクレジットカードのシステムなどの知識を身につけ、3年次からは「AIの発展が及ぼす金融サービスの未来」というテーマで研究に取り組みました。
ゼミでは毎週、自分の研究テーマに沿った形でパワーポイントを作成し、全員の前で発表しています。
金融論の分野は難解なことも多いですが、中田先生の指導は丁寧でわかりやすいので、卒業論文へのモチベーションも上がりました。

まだ実証事例のない分野で、
金融サービスの未来を考える

4年生となった現在は、「生体認証の発展が及ぼす金融サービスの未来」というテーマで卒業論文を執筆しています。
金融機関でのインターンシップに参加した際、「これからはカードや現金ではなく、指紋認証や顔認証だけで買い物ができるようになる」という話を聞き、このテーマを掘り下げてみようと思いました。
個人のデータをすべて生体認証で管理できるようになれば、ゆくゆくは手ぶらで海外旅行や買い物が楽しめるようになるかもしれません。
実証事例がまだない分野のため、資料を集めるのにも苦労していますが、未来の新たな金融サービスを提示する研究なのでやりがいも大きいです。

資産管理専門の信託銀行で
金融のプロとして働く

経済学の学びの魅力は、すべての知識が自分たちの生きる社会と密接に関わっていること。
経済関連のニュースもより深く理解できるようになりますし、日々の生活の中で学んだ知識を実践できます。
卒業後の就職先は、資産管理専門の信託銀行。国家予算のおよそ4倍となる400兆円もの資産を管理するため、他の信託銀行に比べて高い専門性が要求される仕事です。
4年間で学んだ知識を活かし、金融のプロフェッショナルとして信頼されるようになりたいです。