社会イノベーション学部|学生インタビュー

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“当たり前”を疑いながら
新しい価値を生み出す戦略を考える

社会イノベーション学部 政策イノベーション学科 3年

金融やビジネスの身近な事例から
イノベーションを学ぶ

政策イノベーション学科では、世の中に新しい価値を生み出すイノベーションがどのように創り出されるのかを学びます。私が所属しているゼミナールの内田真人先生がよくおっしゃっているのは「常識を疑え」という言葉です。これは、イノベーションを学ぶうえでとても大切な考え方だと思います。
この学科では、経済学・経営学の基礎知識に加えて、最新技術や新規事業の戦略的イノベーションを専門的に学べます。金融やビジネスの難しい内容も身近なものに例えてわかりやすく教えてもらえるので、社会でも役立つ実践的な知識が身についていると実感しています。

技術の進歩に合わせて
学びの幅を広げたい

イノベーションの学びの楽しさに目覚めたのは、2年次のディベートの授業でした。テーマは「アメリカとヨーロッパ大陸を30万円で旅行するには、どちらがいいか」でした。旅行会社のプランや観光地を調べて、メリットを考えたうえで討論に臨みました。結果として負けてしまったのですが、討論にあたってのアドバイスを受け、対立する意見を聞いたことで、自分の視野が一気に広がったと感じています。
最近は、AI(人工知能)の分野でのイノベーションにも注目しています。今後、金融などの業務がAIに取って代わられたとき、人間はどうするべきなのでしょうか。私は「キャッシュレス化が進む社会」というテーマで電子マネーについて研究し、プレゼンテーションを行いました。
技術の進歩に合わせて学びの幅がどんどん広がっていくのも、この分野のおもしろさです。

日常のさりげない発見から
“イノベーションとは何か”がわかる

さまざまな講義やゼミナールでの学びを通じて“イノベーション”の概念が肌感覚として身についていることを実感できます。日常生活の中で、新たな発見をすることも増えました。
例えば、手につきにくいチョコレート商品は、数年前までは存在しなかったものです。また、プルタブ部分がへこみ、爪を使わずに指で空けられる仕様の缶ジュースがあることにも気づきました。こうした些細な商品の変化も、イノベーションなのです。

これまで誰も気づかなかった
新しい価値を生み出したい

社会イノベーション学部を選んだのは、他人と同じものが好きではない自分の性格に合っていると思ったからです。「社会イノベーション特殊演習」の授業では、さまざまな業界の最先端で活躍している方がゲスト講師としていらっしゃることも、刺激になっています。
卒業後は、技術者やビジネスパーソンなどそれぞれの目線に合わせて、これまで誰も気づかなかったような新しい価値を生み出せる人になりたいと思っています。「常識を疑え」という言葉を常に意識しながら、日々の学びに励んでいます。