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2017.05.22
成城大学では、学園創立100周年記念事業の一環として、日本を代表する企業のトップを講師に招き、「特別講座Ⅰ〈グローバル社会で求められる人財と能力〉」と題した授業(前期・全11回)を開講しています。
経済活動や企業活動が世界的に大きく変わっていくことにより、求められる人間力や能力にも大きな変化が生じています。過去の知識や常識に縛られることなく、変化や革新に挑戦することが必要になる中で、企業はどういった人材を求め、そのためにはどのような能力を開発する必要があるか。経営の第一線でさまざまな困難を乗り越えてきた方々の経験をもとにしたトップマネジメントの講義を通じ、これから社会人になる学生のキャリア形成に役立てていくことを目的としています。
5月22日は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ取締役会長の奥正之氏にご講演いただきました。金融の仕組みや銀行業界を取り巻く環境の変化について分かりやすくご説明いただき、グローバル化の時代に求められる人物像についてお話しくださいました。グローバル社会を生きるために必要な資質として「総合人間力」「世界地図のなかで考える」「Diversity&Inclusion」「コミュニケーション能力」「好奇心と行動力」を挙げ、最後にはチャーチルの言葉を引用し「困難の中に好機を見い出す楽観主義者たれ」と学生らに励ましの言葉をいただきました。
これまでの特別講義