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体験レポート

勉強だけならどこでもできる。生活も楽しむことが留学の醍醐味だと知った

経済学部 経営学科 4年
K.T


情報を集めるために、日々国際センターに通いつめた

 親戚がアメリカに住んでいたり、幼稚園からボーイスカウトに入っていたため海外にも友達がいたりと、何かと海外には縁があり、語学にも興味がありました。

 留学先として決めたのは、中国の上海にある復旦大学。父親が中国でもトップクラスの大学だからと勧めてくれたことがきっかけです。中国語は大学から始めたため、語学検定のスコアが足りませんでした。でもどうしても留学したかったので、国際センターにも相談。授業で中国語の中級クラスを履修するという条件で、留学を実現しました。

 とにかく留学の情報がほしくて、国際センターには毎日のように通いました。海外留学に興味のある学生は、頻繁に通っていると思いますし、実際、かなり役立ちました。

勉強だけではなく、生活を楽しむことも留学

 留学前は、まともに中国語を話せない状態でした。現地の授業は教室で知り合ったスイス人の友達に英語で通訳してもらって受けていたほどです。予習・復習に1時間、さらに3時間勉強を必死になって毎日続けたところ、3か月が過ぎた頃には先生の話が理解できるようになっていました。
 それからは、世界各国の留学生達と一緒に出かけたり、部屋に友達が来たりするようになりました。外国人の友人から、「留学は勉強だけじゃない。生活を楽しむことも大切。机と教科書なら母国にもあるんだから」と言われたことがとても印象に残っています。言葉だけではなく、その国の文化を吸収することも大切だと感じました。

※記事内容は2017年取材時のものです。