国際交流関連ニュース

  • 2018.10.17

    「食を通じて学ぼう!世界のダイバーシティ」を開催しました


国際交流サポーター運営局の学生が司会・進行

10月13日(土)、成城大学3号館003教室において、「食を通じて学ぼう!世界のダイバーシティ」と題したイベントを行いました。これは世田谷区の後援と(公財)中島記念国際交流財団による助成を受け、留学生地域交流事業の一環として開催されたもので、成城大生や交換留学生を含む75名が参加しました。学生らは6月に浅草で「ハラールツアー」を行い、浅草の飲食店でのムスリムの方への対応について学んでおり、今回は地域の方々も一緒に、食を通しての異文化理解やおもてなしを考える機会として企画されました。


第一部は講演会。はじめは、日本国内のハラール情報を世界に発信するポータルサイト「HALAL MEDIA JAPAN」を運営するフードダイバーシティ株式会社の守護彰浩さんからお話をいただきました。守護さんは、今後、2019年のラグビーワールドカップなどをはじめ、ムスリムやヴィーガンのインバウンドが増える状況の中、ハラールやヴィーガン対応の食事はさらに一歩進んだ対応を考えなければならないと話しました。また、グローバルに活躍する人材となるには、「人を知る第一歩が食であり、差分を理解する、受け入れる」ことが重要だと強調しました。


続いて、ヴィーガン向けラーメン「Samurai Ramen」発案者の株式会社Funfairの白澤繁樹さんからお話をいただきました。白澤さんは、「Samurai Ramen」の開発を始めた経緯から、マレーシア・ジョホールバルの店舗で、刺身などの和食を他の食材で「再現」していた話、そこからさらに進んで、今では和食の素晴らしさをあらゆる人へ「伝道」したいと、宗教や慣習を超えて、食べて笑顔になる食事の提供について語ってくださいました。


最後に、マレーシアでのインターンシップに参加した成城大生から、現地での「食」に関する発表があり、現地の方とのコミュニケーションや、販売の現場を見た経験から、「食の多様性に対して、もっと理解を深めるべきだということを肌で感じた」という報告がありました。

第二部はハラール料理やヴィーガン料理の試食会。講演でも出てきた「Samurai Ramen」と初お披露目のヴィーガン対応のカレーも振る舞われました。この場には、ヴィーガンの交換留学生や初めてヴィーガン料理を食べる日本人など、食に対してさまざまなバックグラウンドを持つ人が集いました。宗教や慣習を超えて同じものをシェアして食べながら、いろいろな話をする…食のダイバーシティが体現された会となりました。


  • 豚?牛?いえ、ソイミートを使ったお料理です


  • さまざまなバックグラウンドを持った人が参加しました


  • ヴィーガンも、そうではない人も、たくさんのメニューに、味に、大満足


  • Samurai Ramenのお土産に大喜び

イベント終了後、参加された地域の方からは「どの宗教の方も安心して食べられる食品を提供するという意義を改めて考えさせられた」「講演の後でハラールやヴィーガン食を実食することにより、実体験として認識をすることができた」との感想をいただきました。また、学生たちは2回にわたり「食」という身近なテーマを通して世界のダイバーシティに触れました。「世界には様々な文化があることがわかり、興味を持った。これから食事に行く際に着目をするポイントが変わりそう」という意見を持つ学生や、浅草ハラールツアーをきっかけにハラール・ヴィーガン対応のレストランでアルバイトを始めた学生がいるなど、国際的な視野が広がる貴重な機会となりました。

page top