「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ

講座紹介

2019年度 春夏講座
09) 二つの『遠野物語』-その間に蟠るもの-

講師
成城大学名誉教授
山田 直巳
[やまだ・なおみ]
定員
25名
受講料
12,000円
日程
木曜日 18:30~19:50(講座:全6回)
(1) 5/9 (2) 5/16 (3) 5/30 (4) 6/13 (5) 6/27 (6) 7/11

成城大学名誉教授<br/>
山田 直巳<br/>
[やまだ・なおみ]

講義内容

『遠野物語』は、佐々木喜善の語るところを柳田國男が文章化したもの。しかし『遠野物語拾遺』は、佐々木が柳田に書き送った原稿を、鈴木脩一が文章化したもの。成り立ちが異なります。当然文体が違い、分量そのほか様々異なりますが、併せると光沢を帯びた遠野の民俗世界が見えてきます。その漆黒を深堀りしてみたい。

<テキスト>
柳田國男著『新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺』角川ソフィア文庫 本体520円+税
ISBN-10:4043083203
ISBN-13:978-4043083206
※テキストは各自でお買い求めいただき、講座時にご持参ください。

各回テーマ

(1) 『遠野物語』と『遠野物語拾遺』-組み立て方の違い-

(2) 『遠野物語』に見る取捨選択の方法

(3) 柳田國男の擬古典文-どのように書き、何を主張したのか-

(4) 鈴木脩一の『遠野物語拾遺』-「書かれた」語りの素材-

(5) 「広遠野譚」によって遠野の民俗はどう捉えられ、語られることになったか

(6) エスペラント(国際語)を介しての、柳田・佐々木・宮沢賢治

講師紹介

専攻:日本社会文化論/日本常民文化論/日本文学
成城大学名誉教授。民俗学的日本文学研究法を取り入れ、『異形の古代文学』『古代文学の主題と構想』(2000年度高崎博士記念賞)を出版。『民俗と文化の形成』『古代のコスモロジー』(共著)を出版し、コスモロジーの問題として日本の古代が現代とも通底していると主張。また中国「杭州大学」「北京外国語大学」等で日本語学、日本文化史の客員教授を兼務。

お問い合わせ

成城大学 企画調整室 (「成城 学びの森」事務局)
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20 Tel.03-3482-9031 Fax.03-3482-9467

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