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2018年度 春夏講座
21) ヨーロッパの世紀末　— 文学・思想と美術 —

講義内容

19世紀末から20世紀初頭にかけてのヨーロッパでは、学問や芸術の様々な分野で一斉に新しい動きが始まりました。今回は、「世紀末」をキーワードに、当時の文学・思想と美術の関係を、図版を鑑賞しながら、総合的に考えてみたいと思います。文学・思想のテクストと美術の図版を分冊で配布予定です。

各回テーマ

(1) ルネサンス再考１ — Ｗ・ペイター／ジョルジョーネ、レオナルド・ダ・ヴィンチ他

(2) ルネサンス再考２　　　　　　　　　　同

(3) ラファエル前派１ — Ｊ・ラスキン／Ｄ・Ｇ・ロセッティ、バーン＝ジョーンズ他

(4) ラファエル前派２　　　　　　　　　　同

(5) 神話の風景１ — Ｆ・ニーチェ／Ａ・ベックリーン、Ｇ・モロー他

(6) 神話の風景２　　　　　　　　　　　　同

講師紹介

専攻：ドイツ文学、比較文化
専門はドイツ文学と比較文化です。近年は特に、文学・思想・歴史が美術と交錯する濃密な世界を総合的に捉える方法を研究しています。編訳書『世紀末芸術論』ホフマンスタール他、高木昌史編訳（青土社、2008年）／『美のチチェローネ』J・ブルクハルト、高木昌史編訳（同、2005年）等。