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2010年度　春夏講座
05) 日本人の見たアイルランド

講義内容

アイルランドは遠い小さな国ですが、その歴史、特に英国との関係を参考にして日本のあるべき姿を考える人々が嘗ていました。また、アイルランドの文学・演劇の日本への影響はかなりのものでした。
そのようなことを出来るだけ具体的に、画像や音楽も利用しながら垣間見たいと思います。

各回テーマ

(1)明治時代の大河小説『佳人之奇遇』に描かれたアイルランドの歴史、それを語るアイルランド美人達
(2)『佳人之奇遇』の周辺（著者、時代背景等）
(3)小学校　国語教科書にあったアイルランドの影響。日本への経済学導入の一齣
(4)矢内原忠雄・アイルランド・朝鮮
(5)沢村康・アイルランド土地問題・日本の小作制度
(6)松村みね子（片山広子）によるアイルランド演劇翻訳の業績

講師紹介

専攻 ： 経済学史・アイルランド史英国における経済学形成史、初期社会主義思想史、アイルランド・ナショナリズムの足跡などを調べてきている。最近「某年金生活者のぼやき」というブログをはじめ、戦時中の中学生の頃の思い出から孫自慢まで好き勝手に書いている。これが一番の自己紹介かもしれない。