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  • 2015.10.08

    成城大学社会イノベーション学部 新垣紀子教授らのグループによる論文が2014年度日本認知科学会奨励論文賞を受賞しました

成城大学社会イノベーション学部 新垣紀子教授らのグループによる論文“タイムカプセルに保存した9年前の「思い出」の記憶と変容”(『認知科学』第21巻第1号掲載)が、2014年度日本認知科学会奨励論文賞を受賞しました。

本論文は、9年前に封印されたタイムカプセルの開封式の前後に関係者に行ったインタビューをもとに、思い出の保存について論じたものです。
何をカプセルに封印したかという記憶は比較的保たれるのに対して、対象にまつわる思い出はあまり再生されないことを明らかにしました。
単なる記憶研究の枠を超えて、思い出がどのように変容するのかを具体的に示した点で類を見ないものといえること、さらに、認知科学ではあまり見られない長期間にわたる検討である点が高く評価されました。認知科学に新しい領域を切り拓く研究であるとして、日本認知科学会奨励論文賞にふさわしいと判断されました。

授賞式は、9月19日(土)日本認知学会第32回大会内(会場:千葉大学)で執り行われました。

※グループメンバー
 新垣 紀子(成城大学)・北端 美紀・松岡 裕人・高田 敏弘・折戸 朗子・加藤 ゆうこ・都築 幸恵(成城大学)・大和田 龍夫
※論文はこちら
※日本認知科学会のサイトはこちら

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