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  • 2017.01.11

    コミュニケーションに配慮を — 手話・ノートテイク講習会

成城大学バリアフリー支援室主催で、12月19日(月)、20日(火)の二日間に渡り、手話・ノートテイク講習会を開催しました。
聞こえない人とのコミュニケーションはどうしたらいいか、どんなことに困っていて、どんな配慮をしたらいいのか、東京手話通訳等派遣センターの方を講師にお迎えしてお話を伺いました。

一日目の手話講習会は、ご自身がろう者である飛山さんが講師。聴覚障がい者とって無縁だった電話が現在ではEメールのおかげで広く利用されるようになったことや、日本語を聞いたことがない人には筆談でも誤解が生じる場合があること(例えば「召し上がれ」という言葉は語彙の少ない手話にはない表現のため命令口調に読み取られる場合があるので、「食べてください」という言い方が適切)など、実体験に基づいた貴重なお話を伺うことができました。
その後は、動作で表現することや、あいさつなどの簡単な手話、指文字を参加者全員で練習しました。

二日目はノートテイク講習会。講師は要約筆記者の千葉則子さん。ノートテイクとは、聞こえない人の講義サポートとして音声情報を文字化して伝えることですが、ノートを取ってあげることが目的ではありません。言わば「音の同時通訳」です。例えば授業中に誰かの携帯が鳴って先生が怒り出したとします。授業の要約には不要な情報ですが、聞こえない人には何が起きているのか分かりません。そうした情報も伝えるそうです。参加学生たちも実践しましたが、ずいぶん苦労していたようでした。

いずれの場合でも必要なのは、障がいのある人に対する配慮。どんなことを不便と感じているのか考え、身振りや表情も交えてコミュニケーションをとることです。参加した学生からも、「普段は知る機会のない経験ができた」「いざという時の心構えができた」といった感想が聞かれました。

成城大学では、今後もバリアフリー委員会を中心に、全ての学生が支障なく学べる環境作りを進めていきます。

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