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  • 2016.10.18

    とてつもなく重い「日本一」!! 荒井滉太郎さん(経済学部3年)が全日本ライフセービング選手権で優勝!

とてつもなく重い「日本一」!! 荒井滉太郎さん(経済学部3年)が全日本ライフセービング選手権で優勝!

 どんな競技であれ「日本一」という称号を手にするチャンスはなかなかあるものではありません。が、このほど成城大生からチャンピオンが誕生しました。
 経済学部経営学科3年の荒井滉太郎さん。10月8~9日まで神奈川県藤沢市・片瀬西浜海岸で行われた「第42回全日本ライフセービング選手権大会」の男子ビーチスプリントで見事優勝し、日本一に輝く快挙を達成しました。
ビーチスプリントとは、砂浜で90mの短距離走。ライフセービング部に所属する荒井さんは、昨年9月のインカレの同種目で初優勝。インカレ王者となりました。しかし、今季は6月の全日本種目別選手権で4位、9月のインカレは3位。振るわない結果が続いていました。「練習やっても、どうなの?って。不安でした」とインカレ優勝と引き換えに背負ったプレッシャーとも闘っていました。
レース当日の朝に大雨が降り、砂は水分を含んで走りやすい状態でした。荒井さんは予選でインカレ優勝のライバルと同じ組で2位。決勝には進出したものの、不安が募りました。ところが、練習でお世話になるベテランの先輩からスタートについてアドバイスをもらい修正。決勝ではスタートダッシュに成功し、最後まで抜かれることなくゴールを駆け抜けました。夏は砂浜の坂道ダッシュを昨年の倍以上となる250本走り込むなど練習量もウソをつかず「あきらめずやった結果。報われた気がします」と笑顔でした。
「まだ実感がないんです」。優勝した後、ライフセービング部の仲間たちがみんな泣いてくれたそう。首にかけた金メダルが「重い」と感じたのは、どの大会のメダルよりも重い146gという「重量」だけではなかったのでしょう。