第5回コミュニティー・カレッジ・デー
2011年2月19日(土)、「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ・デーが、本学3号館において開催されました。この会は、
今年度ご参加いただいた春夏講座・秋冬講座の受講生の方々への感謝の気持ちとして、土曜日の午後、半日を「ミニ講義」と「懇親会」にご招待し、お楽しみいただくという主旨で催して居ります。
懇親会では、講座で仲良くなった方との久しぶりの再会を喜びあう方々、講師を囲んで話の花を咲かせる方々、他の講座を受講された方との情報交換で、新たな興味をふつふつと沸かせ、5月からの春夏講座では、あの先生を受講しよう、いや、
あの先生も楽しそうと盛り上がっている方々など、皆さんが楽しいひとときを過ごしていただけている様子をうかがい、我々
スタッフにとっても嬉しいひとときとなりました。
当日お越しいただきました140名の皆様方、お忙しい中お出でいただきましたことを、改めて感謝いたします。
ありがとうございました。
ミニ講義
今回、ミニ講義をご担当いただきました下記4名の先生方は、2011年5月から始まります
「成城 学びの森」コミュニティー・カレッジ春夏講座の講師もご担当いただきます。
下記は、当日の講義風景、講義内容となります。
A 簿記・会計の世界
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先生のご専門はフランス会計学である。 だからであろうか、フランスのエスプリをたっぷりと含んだ講義。日本語でお話いただいているのに、まるでフランス語を聴いているかのように耳の心地が良い。 今回は、カレッジ・デーということもあり、参加者の方々の様子を見ながらの、会計学、簿記論というよりは、先生の人柄のよさ、様々なジャンルに対する知的好奇心とご造詣の深さが溢れる講義でした。 どなたかが、堅苦しい講義かと思って来たが、まるで素敵なエッセイを語っていただいたかのようで楽しかったと仰っていたのが印象的でした。 |
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B 夢にチャレンジ! ― ビジネス&イベント・プロデュースの企画・提案・実践 ―
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「さあ、夢にチャレンジ!」 この言葉で始まった先生の講義は、テンポのよさに引き込まれ、なるほどプロデューサーとは情熱と説得力なんだなと感心してしまいました。 経営管理論からスタートされた学問体系がプロデューサーを視点とした、アート・ビジネス、アート・プロデュースへと興味の対象が移られたが、お話を伺っていると、経営管理論でいうマネジメント、マネジャーに必要な要素は、日本で最初に作られた番組制作会社・テレビマンユニオンの創始者であった故・萩元晴彦氏が言われたプロデューサーの心得にすべて集約されていることに気づき、マネジャーはすべからくプロデューサーであることを意識していかなければならないと思いました。 先生が萩元氏から受け取り、学問体系に創り上げていこうとしているアート・プロデュースの真髄を知るべく、先生の本講座を楽しみに首を長くしてまっています。 「プロデューサーの心得」 (テレビマンユニオンでの萩元氏の訓話より) ①恋する。②天才を相手にする。③説得する。④信じる。 ⑤哲学を持つ。⑥夢見る。⑦植える。⑧需要を作り出す。 ⑨統率する。⑩集める。⑪献身する。 ⑫見えざる手に導かれる。⑬熱狂する。 |
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C 「和漢朗詠集」を読み味わってみましょう
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ここ数回は、『山海経』をご講義いただき、中国の伝説の動物、例えば、鵺(ぬえ)、九尾の狐等について興味深く勉強させていただきましたが、今回から先生のもう一方のご専門の『和漢朗詠集』が始まります。 今日は五月からの本講座に向けてのプレ講義の位置づけのため、全体的な概要でしたが、途中で歌を朗詠していただいたり、琵琶を爪弾かれたり、先生のご造詣の深さが伺い知れ、楽しい講義を予感させるものでした。 『和漢朗詠集』は、藤原公任が娘の嫁入りにあたり娘のために創らせた豪華歌集と私は認識していましたが、先生のご説明で、当時の結婚の形態を考えれば、嫁入り道具というよりもむしろ、婿に渡す持参金、言い換えるならば結納の品と考えるのが妥当であろうという話には思わず、なるほどと唸ってしまい、そういえば、平安時代には通い婚という形態があったことを思い出しました。 また、私の勝手な想像で、『和漢朗詠集』は非常に大きな豪華な本であろうと思っていましたが、先生が小さな文箱を取り出され、その中に入っていた歌集を指し、「これはコピーですが、この大きさが原寸大です。」と仰った時は、B5版サイズであったことに驚きました。 今日の講座を受けてみて、毎回、新しい知識が増えることにワクワクしながら、先生が朗詠してくださる歌をじっくりと味わってみたいと思います |
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D アニメーションの宇宙
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先生は、本学のみならず多数の大学で講師をなさっていて、映画評論家としてもご活躍されており、『ジャック・タチの映画的宇宙』(2003年、エスファイアマガジンジャパン)の監修、『淡島千景 女優というプリズム』(2009年、青弓社)編著などは、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今日は、「アニメーションの宇宙」と題して、講義をしていただきましたが、単純に漫画と思っていた私などには、アニメーションという言葉が、ラテン語のアニマ(霊魂、魂、 命、風、息)からできたこと、そして、映画を楽しい「物語」として捉えていたが、映画が誕生したとき、 映画が目指していたものは、物の運動の印象を生み出す映像技術であったことなど、耳に新しいことばかり で、あっという間の四十五分でした。 現在の映画を見るにつけ、コンピューターによるアニメーションと実写映画の合成があたりまえのようになっているが、改めてアニメーションと映像の歴史、成り立ちを学びたくなってきました。 |
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