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喜多﨑 親(Chikashi Kitazaki) 教授
担当専攻
美学・美術史専攻
担当科目
西洋近代美術史
研究テーマ
19世紀フランスの宗教画や象徴主義絵画における、形態と意味形成との関係
専門分野
19世紀のフランス美術といえば、保守的なアカデミズムに対して印象派などの前衛が反旗を翻したといったイメージが強いのですが、話はそれほど単純ではありません。アカデミズムも前衛も、当時の社会的価値観を反映しながら作品を生み出し、その作品もコンテクストによってさまざまに受容されます。そうした作品をめぐる状況を、ひとつづつ丹念に読み解いて行きたいと思っています。
最終学歴
1988 年
2010 年
早稲田大学大学院博士課程中退
博士号取得(文学・早稲田大学)
著書・論文等
[著書]
『聖性の転位 - 一九世紀フランスに於ける宗教画の変貌』(三元社、2011年)
『ジェンダー表象の政治学 - ネーション、階級、植民地』(共著、彩流社、2011年)
『岩波 西洋美術用語辞典』(共編著、岩波書店、2005年)
[論文]
「ギュスターヴ・モローのユピテルとセメレー」『美術史研究』25、1987年12月
「ギュスターヴ・モローの《出現》に就いて」『美術史』133、1993年2月
「1874年のサロンに於ける国家買上ならびに注文作品に就いて」『1874 - パリ [第一回印象派展]とその時代』(展覧会カタログ、国立西洋美術館)、1994年9月
「パリのサン=ロック聖堂洗礼盤礼拝堂壁画に就いて - テオドール・シャセリオーの宗教画にみるオリエンタリズム」『美術史研究』32、1994年12月
「甦る詩人の竪琴 - ギュスターヴ・モローの《死せる竪琴》における諸神混淆的ヴィジョンの形成」『ギュスターヴ・モロー』(展覧会カタログ、国立西洋美術館)、1995年3月
「ルノワールのハーレム - 国立西洋美術館蔵《アルジェリア風のパリの女達》の題名をめぐって」『国立西洋美術館年報』27-28(合併号)、1996年3月
「明治洋画のイコンとナラティヴ- 歴史画受容をめぐる一考察」『交差するまなざし - ヨーロッパと近代日本の美術』(展覧会カタログ、東京国立近代美術館)、1996年7月
「断片としてのオリエント - ギュスターヴ・モローの《聖なる象》にみる引用の構造」『国立西洋美術館研究紀要』1、1997年3月
「歌えなくなった詩人 - ギュスターヴ・モローの二組の《人類の生》をめぐって」『國學院雑誌』99-3、1998年3月
「見せられる裸婦と風景 - ギュスターヴ・クールベの眠れる裸婦に見る眼差しの換喩」『国立西洋美術館研究紀要』2、1998年3月
「聖性と写実 - ボナの《キリスト》と階級的身体イメージ」『美學』197、1999年6月
「呼び交わす人物と背景 - オディロン・ルドンの《ロベール・ド・ドムシー男爵夫人の肖像》に見る象徴主義絵画の隠喩的構造」『国立西洋美術館研究紀要』4、2000年3月
「皮膚病変と聖性発現 - グリューネヴァルトのカッセルの磔刑図を見るユイスマンス」『皮膚の想像力』(国際シンポジウム報告書、国立西洋美術館)、2001年3月
「パリに顕れるビザンティン - サン=ヴァンサン=ド=ポール聖堂の様式選択」『国立西洋美術館研究紀要』5、2002年3月
「流動するファサード - モネの《ルーアン大聖堂》連作に見る同一性と差異性」『美術フォーラム21』7、2003年1月
「モザイクとしての様式 -ドニの点描をめぐる一考察」『国立西洋美術館研究紀要』11、2007年3月
「ミュシャ《ジスモンダ》とビザンティン」『ユリイカ』2009年9月号
「様式選択の聖と俗 - 二項対立からの逸脱」『西洋美術研究』15、2009年12月
「聖化する未熟 - 十九世紀フランスに於けるフラ・アンジェリコ受容」『言語社会』4、2010年3月
「照応する幻視:オディロン・ルドンの『ヨハネ黙示録』」『黙示録- デューラー/ルドン』(展覧会カタログ、東京芸術大学美術館)、2010年10月
[展覧会企画・カタログ]
『ギュスターヴ・モロー』展(国立西洋美術館・京都国立近代美術館、1995年)
『ウィンスロップ・コレクション』展(国立西洋美術館、2002年)
学会活動
美術史学会
美学会
日仏美術学会
ジャポニスム学会
早稲田大学美術史学会
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