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『エウローペー』
第01号-最新
【第31号】
2015年3月 発行
山田 尚子
司馬相如伝の受容と展開
小島 孝之
古筆切拾塵抄・余話
―「宮本切」という古筆切について―
糸井 久
《研究レポート》
「女はらから」と「ほい(本意)にはあらで」の解釈をめぐって
―『源氏物語』より『伊勢物語』を照らして―
藍木 大地
『笑の王國』拾遺
―佐々木邦研究ノート2―
【第30号】
2014年3月 発行
今西 祐一郎
通俗と啓蒙
―江戸時代出版史一斑―
山田 直巳
古代和歌の「ふるまい」
―その歌舞/音曲/儀礼―(上)
小島 孝之
古筆切拾塵抄・続(七)
―入札目録の写真から―
荒井 裕樹
〈狂気〉の語り方
―樋口一葉「うつせみ」論
鳥居 千恵
中里恒子 小説「乗合馬車」論
―日本近代文学史上初の女流芥川賞作家と横光利一―
藍木 大地
《研究レポート》
佐々木邦研究ノート
―『笑の王国』の諸短篇より―
【第29号】
2013年3月 発行
後藤 昭雄
「納和歌集等於平等院経蔵記」私注
小島 孝之
古筆切拾塵抄・続(六)
―入札目録の写真から―
佐々木 孝浩
室町期東国武士が書写した八代集
―韓国国立中央図書館蔵・雲岑筆『古今和歌集』をめぐって―
真島 望
近世地方地誌の生成と伝播
―鈴木秋峰『豆州熱海地志』を例として―
鳥居 千恵
横光利一「
秘色
(
ひそく
)
」論
―作品の人物と伊勢詣の舞台設定を視座として―
大谷 千晶
坂口安吾「蝉」私解
横田 彩花
伊藤里和著『夢想の深遠 夢野久作論』
【第28号】
2012年3月 発行
井上 健
大正作家の翻訳しようとしたものは何か
―谷崎潤一郎、佐藤春夫を中心に―
長塚 祐季
刀剣の文学史
―古代・中古を中心に―
藤井 由紀子
「昔物語」孝
―『源氏物語』の表現手法―
後藤 昭雄
延久三年「勧学会記」本文再考
小島 孝之
古筆切拾塵抄・続(五)
―入札目録の写真から―
横田 彩花
谷崎潤一郎「孝」の教えをめぐって
―「不幸な母の話」孝―
水島 佑
梶井基次郎「Kの昇天(或はKの溺死)」
―「私」の二重性について―
工藤 力男
字音接辞〈化〉の論
杤尾 武
小島憲之「上代日本文学と中国文学」上における類書の研究
【第27号】
2011年3月 発行
竹内 史郎
ツツアルの歴史的展開
-文体差に着目して-
妹尾 昌典
『土佐日記』解釈の諸問題
小島 孝之
古筆切拾塵抄・続(四)
-入札目録の写真から-
本間 正幸
「唐苣」考
-『冬の日』における野水の句をめぐって-
荒井 裕樹
焦土の中の「人間」
-田村泰次郎「肉体の門」覚え書-
田澤 一穂
木から見る寺社縁起の一考察
佐佐木 定綱
なめとこ山の熊
-三つの世界と小十郎-
【第26号】
2010年3月 発行
小泉 浩一郎
谷崎文学の思想
-『痴人の愛』を中心に-
土井 知子
『拾遺百番歌合』の伝本について
小島 孝之
古筆切拾塵抄・続(三)
-入札目録の写真から-
安田 吉人
立羽不角年譜稿(終)
吉野 由衣子
荒木田麗女『怪世談』典拠再考
-「秋の霜」と「朝雲」と
揖斐 高
『五山堂詩話』巻七「増補版」のことなど
後藤 昭雄
『和漢兼作集』下巻の基礎的考察
【第25号】
2009年3月 発行
小島 孝之
土井 知子
成城大学本「拾遺百番歌合」翻刻
小島 孝之
古筆切拾塵抄・続(二)
-入札目録の写真から-
根木 優
駒澤大学図書館所蔵『仏乗禅師東帰集』(書入れ本)
-翻刻と解説-
真島 望
近世説話の生成一斑
-菊岡沾凉『諸国里人談』・『本朝俗諺志』と地誌-
工藤 力男
史学と語学のあいだ
-壬生をめぐって-
上野 英二
ことばの深みへ
-佐竹昭広先生の学問-
工藤 力男
佐竹昭広「音と光-「玉響」解読の方法-」
『国語国文』第廿二巻八号(昭和廿八年八月)
【第24号】
2008年3月 発行
後藤 昭雄
坤元録屏風詩をめぐって
木村 高子
安積山歌詠考
-山の井、などさしも浅きためしになりはじめけん-
小島 孝之
古筆切拾塵抄・続(一)
-入札目録の写真から-
真島 望
菊岡沾凉の絵入俳書
工藤 力男
引用と段落をめぐる閑話
中野 三敏
江戸文化再考
-そして近代の成熟-
【第23号】
2007年3月 発行
小島 孝之
民間伝承における土地の創生と神をめぐって
宮脇 真理子
臼井六郎復讐譚について
-『冬楓月夕栄』刊前刊後-
宮山 昌治
中国におけるベルクソン哲学の初期受容
-『民鐸雜誌』柏格森號を中心に-
工藤 力男
格支配から読む人麻呂歌集旋頭歌
-手力つとめ織れるころもぞ-
武部 健一
『山海経』研究の歴史とその現代的意義
山田 俊雄
日本人が日本語を書きあらわす普通の方法
YAMADA Toshio
PRESENTATION DU SYSTEME D'ECRITURE JAPONAIS (COMMENT LES JAPONAIS ECRIVENT-ILS LEUR LANGUE)
畠山 有紀子
日本語とリズム
-現代における韻律-
【第22号】
2006年3月 発行
上野 英二
みよしのゝたのむのかりも
-「狩と恋」拾穂-
工藤 力男
格助詞の射程
-後見むと君が結べる-
杤尾 武
橋本関雪『南船集』小考
-山田俊雄先生を偲ぶ-
妹尾 昌典
戎昱<<早梅>>詩と李羣玉<<寄友>>詩
武部 健一
『山海経』の意味するもの
-郭郛『山海経注証』の自序に見る、本質とその意義-
【第21号】
2005年3月 発行
小倉 脩三
蓮田善明と三島由紀夫
-小説「有心」を中心に-
岡崎 真紀子
説話の展開と歌学
-『俊頼髄脳』における「芹摘みし」説話をめぐって-
加藤 三重子
山田詠美「ひよこの眼」のパースペクティブ
-〈学級〉に取り込まれたテクストの法則-
宮脇 真理子
伊東橋塘の講談落語本
-速記本出現前後-
工藤 力男
複合動詞論序説
-とれたて・生まれたて-
妹尾 昌典
宮崎修多校注『恕軒文鈔』『恕軒遺稿』
安元 隆子
近藤典彦著『『一握の砂』の研究』
安部 久美
影山恒男著『立原道造と山崎栄治 困難な時代の蜜房』
【第20号】
2004年3月 発行
近藤 典彦
『一握の砂』巻頭歌考
真島 望
菊岡沾凉の俳諧活動
生方 智子
『はやり唄』における描写の欲望
池上 玲子
正統ゆえの異端
-『行人』論
角田 香苗
『行人』の地政学
杤尾 武
滇金絲猴を求めて
-雲南の旅-
青柳 恵介
教育研究所にて保管している「小林秀雄文庫」について
宮山 昌治
「感想」とメルロ=ポンティ
-小林秀雄の蔵書から-
妹尾 昌典
『中華若木詩抄』の若干の問題について
西村 亜希子
『日本霊異記』と『冥報記』の冥界
工藤 力男
愉楽と警世の書
-山田俊雄著『日本のことばと古辞書』を読む
【第19号】
2003年3月 発行
前田 雅之
三国/本朝・公/私・今昔物語集
-中古・中世における世界=日本認識と公共性をめぐって-
渡辺 真優佳
鶯のこほれる涙いまやとくらむ
-『古今集』「二条后の春の初めの御歌」考-
本間 正幸
『別座鋪』の笑い
-蕉門における「笑い」の変遷の中で-
工藤 力男
日本語練習帳・続貂
【第18号】
2002年3月 発行
山田 俊雄
『兵員要語帖』といふ資料
星野 貴志
景清論
-『平家物語』諸本が形成する景清像の考察-
中野 真麻理
梟山伏攷
小林 千草
仮名草子『伊曾保物語』の寓話と中世史実
-織田信長と「御袋様」との母子関係
蔵本 博史
受容の差異
-『無惨』と「探偵叢話」-
阿部 高裕
メディアとしての言語/苦悩としての言語
-『行人』の今日性-
加藤 三重子
志賀直哉『灰色の月』のポリティクス
根木 優
『和漢朗詠集』巻下、竹、四百三十三番について
西崎 美登利
「高等遊民」であること
-『彼岸過迄』論-
杤尾 武
『怪奇鳥獣圖巻』(工作舎刊)を讀む
【第17号】
2001年3月 発行
生方 智子
心理を描写する
-『蒲団』における観察の技法-
宮山 昌治
「修養」の系譜
-自然主義前後の思想状況-
毛利 恵
終わりなき非日常
-『秘密』論
清野 寛
幻滅される故郷
-安部公房『けものたちは故郷をめざす』論
青島 千恵
「あひゞき」と人情本
角田 香苗
青年たちのルールブック
奥田 勲
『西行・芭蕉の詩学』を読む
藤井 貞和
『平家物語の歴史と芸能』ノート
【第16号】
2000年3月 発行
上野 英二
狩と恋
-伊勢物語ノート-
林 圭介
<知>の神話
-夏目漱石『それから』論-
吉田 志穂
物語としての地図
-田山花袋『蒲団』論-
蔵本 博史
探偵小説の成立へ
小野 亮
道化師の誘惑
-コミュニケーション・モデルとしての『道化の華』-
根木 優
『三国志演義』における格言について
妹尾 昌典
漢文雑記
紅野 謙介
大川公一著『竹林の隠者 ―富士正晴の生涯―』
乾 善彦
工藤力男著『日本語史の諸相 ―工藤力男論考選―』
木股 知史
石原千秋著『漱石の記号学』
【第15号】
1999年3月 発行
工藤 力男
現代表記の論理と美学
宮山 昌治
有島武郎とベルクソン受容
-神を語ること/語らないこと-
加藤 三重子
志賀直哉「国語問題」の政治学
吉田 志穂
欲望の構図
-『少将滋幹の母』論-
海老海 求美
『砂の女』のディスクール
岡
真紀子
俊頼髄脳所収和歌本文礼記
高木 信
兵藤裕己著『平家物語―<語り>のテクスト』
藤森 清
石原千秋著『反転する漱石』
【第14号】
1998年3月 発行
岡
真紀子
俊頼髄脳における古今集の享受
-七叟の歌から尚歯会和歌へ-
本間 正幸
再版本の≪キズ≫跡
-『別座鋪』版元不明本をめぐって-
鈴木 章弘
正岡子規「小園の記」の思想圏
-「写生」という問題-
生方 智子
「新しい男」の身体
-『それから』の可能性-
甲田 晶子
大正期の谷崎潤一郎
-『痴人の愛』に至るまで-
斉藤 順司
エディプスの政治学
-中上健次『岬』論-
石原 久美子
セクシュアリティの病
-『人間失格』論
【第13号】
1997年3月 発行
兵藤 裕己
オーラル・ナラティブの近代
妹尾 昌典
『千載佳句』の資料的価値について
三浦 幸子
光源氏と朱雀院
-斎宮女御入内をめぐって-
大木 正義
彗星の詩学
-『門』論-
渡辺 千恵子
「富嶽百景」背景考
-「桜」から「月見草」への変奏-
阿部 高裕
読まれる女の修辞学
-『或る女』論
西村 謙一
開かれた「山」
-新田次郎『強力伝』論
加藤 洋介
上野英二著『源氏物語序説』
【第12号】
1996年3月 発行
伊藤 博之
西行の恋の歌
辰巳 正明
恋歌
-古今集の文学景観論-
西村 準吉
徒然草序の説
松尾 勝郎
庵崎考
本間 正幸
≪
霽
(
しぐれ
)
≫考
-レトリックとしての用字-
日高 佳紀
方法としての<大衆>
-谷崎潤一郎・『乱菊物語』の構想-
和田 潔
漢語の形成についての一考察
-「じょうだん」考-
堀野 理香
本居大平『萬葉集会評録』について
石原 千秋
小森陽一著『漱石を読みなおす』
山田 俊雄
かめいたかし著『ことばの森』のものがたり
【第11号】
1995年3月 発行
山田 俊雄
ある擬製漢字についての所感
-「裃」と「
」と-
妹尾 昌典
道真の詩における若干の表現について
三浦 幸子
紫の上と明石の上
-若紫巻における明石の挿話をめぐって
-
岡
真紀子
平安朝における王昭君説話の展開
中野 真麻理
鳥山の疲労侍
-『一乗拾玉抄』から-
市村 栄理
黙斎二世青峨の佯死と没年
河崎 典子
井伏鱒二『遥拝隊長』論
-「言葉」の戦争-
【第10号】
1994年3月 発行
小林 千草
中華若木詩抄と評語「アリアリト」
松本 宏司
催馬楽「浅緑」考
堀野 理香
『萬葉集略解』の宣長説
加田 謙一郎
『冠彌左衞門』の人物造型と観音信仰について
山下 寿美子
詩僧嵩俊海とその師大沼枕山
【第09号】
1993年3月 発行
李
湖
バサラの語源のために
磯部 祥子
萬葉集における狩の歌
-巻二・一九一番歌をめぐって-
妹尾 昌典
『千載佳句』出典攷正
中野 真麻理
『熊野の本地』私注
影山 恒男
福永武彦『忘却の河』の構造と意味についての試論
-記憶と罪の意識と始まりの位相-
【第08号】
1992年3月 発行
杤尾 武
『玉造小町子壮衰書』拾穂の記
小倉 脩三
「薤露行」(下)
-その材源をめぐって-
東 茂美
輪廻する<憶良>
-「沈痾自哀文」論-
小林 真由美
『日本霊異記』中巻第七縁考
王 浩智
切断する言葉
-「清心庵」の言語トポス-
中西 美弥子
手枕と源氏物語
【第07号】
1991年3月 発行
伊藤 博之
心の自覚の深化と中世文学
妹尾 昌典
『千載佳句』の校勘
中野 真麻理
『一乗拾玉抄』と氷上山興隆寺
近藤 典彦
石川啄木の借金の論理
王 浩智
<崖下>の系譜
-明治・大正小説における『都会の憂鬱』の位置-
大津 知佐子
たわむれる言の葉
-『或る女』の手紙-
山田 貞雄
「覿面」について
日高 佳紀
非在の身体/「雪子」という記号
松尾 勝郎
尾形仂著『俳句の周辺』
【第06号】
1990年3月 発行
尾形 仂
秋津が声
小林 高子
春日蔵人老「述懐詩」について
大矢 恭子
源氏物語の軌跡
-女君の定位と造型をめぐって-
宮脇 真彦
昌啄時代の連歌論「山彦」小考
上野 靖
蕪村評語考
-「しほからし」と「眼前致景」-
鎭目 稔
近世庶民と演能
-「河内屋可正旧記」をめぐって
牧野 宏子
抱一の光琳乾山顕彰資料
本間 正幸
「東海道四谷怪談」私見
安田 吉人
享保江戸俳壇と団十郎
-「父の恩」を中心に
山田 直己
この一篇
【第05号】
1989年3月 発行
山田 俊雄
「闇から牛」
-漢字とその訓についての話-
佐竹 真由美
元興寺之僧自嘆歌一首
松本 宏司
『梁塵秘抄口伝集』と『俊頼髄脳』
本間 正幸
初期蕉門撰集における構成意識
-『俳諧次韻』『冬の日』を中心に-
本間 也寸志
足穂ノート
-中期小説の問題
外岡 浩
漂泊のエクリチュール
-『草枕』論
大木 正義
灼熱する針の説話
-『道草』論-
清水 章雄
<思い出の書>
小森 陽一
今井信雄著『この道を往く 漂泊の教師 赤羽王郎』
【第04号】
1988年3月 発行
かめい たかし
ゾータン(雑談)・≪かなのためのかな≫としての“かな”
東 茂美
<朝戸出>の君
-大伴坂上郎女歌585について
安田 吉人
不角前句付考
大津 知佐子
波動する刹那
-『草枕』論
坂本 浩
高田君の代表的著述
【第03号】
1987年3月 発行
佐竹 昭広
大坂に後世願ひ屋
-『本朝二十不孝』私見
西島 恵美子
人妻ゆゑにわれ恋ひめやも
牧野 宏子
酒井抱一と水戸徳川家
-抱一晩年の一資料
鈴木 あゆみ
石川淳・あふれ出す言葉の力
王 理恵
『行人』論
-共振する沈黙への旅立ち
小森 陽一
<論争を読む/書く>
-こころの行方
【第02号】
1986年3月 発行
伊藤 博之
伝承の変容とその論理
-『平家物語』にみる燕丹説話をめぐって
野田 浩子
従駕歌の構造
-<清なる自然>試論1
工藤 晃子
気韻と触れ合う言葉/共棲の場
-梶井基次郎の初期作品をめぐって
湯浅 篤志
「短い長篇」の方法
-高橋和巳『散華』論
敷地 博
不言思本忠臣蔵
-丸谷才一『忠臣蔵とは何か』をめぐって
村上 左千子
現代に甦る近松
-近代演劇史における近松の役割
末内 紀子
誓歌の比喩
-かまくらのみこしのさきのいはくえの
大川 公一
<シンポジウムを終えて>
「善悪の彼岸過迄」としての「こヽろ」
【第01号】
1985年3月 発行
尾形 仂
芭蕉の“わび”とその成立
辰巳 正明
天平の歌学び
-直訳体短歌の方法
渡辺 千恵子
『うたかたの記』論
-「ロオレライ」の構図をめぐって
石原 千秋
「こゝろ」のオイディプス
-反転する語り
小森 陽一
「こころ」を生成する「心臓」
滝沢 美和子
梶井基次郎における音楽性
-自意識の表出と聴覚的リズム
木村 千恵子
憶良の瓜と栗
山田 貞雄
西 譲二
<この一篇>
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