文芸学部にマスコミュニケーションコースが創設されたのは、1962年のことですから、当学科は、前身のコース自体を含め、間もなく創設50年を迎えます。「マスコミュニケーション」という名前を持つ学科としては、日本では最も古く、かつ、もっとも長い間、教育を続けていることに、私たちは大変な誇りを持っています。
もっとも、文芸学部には、1956年に芸術・マスコミュニケーションコースが創設されています。これが、マスコミュニケーション学科のさらなる前身ですから、その歴史はさらに長いということになるでしょう。
当時、日本には同じ名前はなかったこの「マスコミ」を冠したコースができたのは、新聞、放送、出版といったマスメディア、さらには、マスコミュニケーションといった現象全体を教育・研究していくという意欲のあらわられだと言えます。『成城学園五十年史』には、「新聞、出版、放送、宣伝等の領域を科学的立場より考察し、広い視野に立ってこれに学術的基礎を与えようとするものであり、現代の要請にもとづく新しい学問分野であろう」と謳っています。
現在のマスコミュニケーション学科も、現代社会とメディア、コミュニケーションとの関係全体を、社会科学と人文科学の立場から、広く学ぼうという理念は変わっていません。マスコミ原論、マスメディア論、マスコミ史、ジャーナリズム論、社会心理学、広告心理学、マスコミ研究法の7つの基幹課目を、7人の専任教員が担当するほか、マスコミ倫理法制など周辺分野は、経験豊富な非常勤の先生方に講義を依頼しています。
───マスコミュニケーション学科に過去、在籍した教員─── |
| 氏 名 | 文芸学部在職期間 |
| 岡田(高橋) 直之 | 1962年〜1991年 |
| 宮司 正男 | 1962年〜1995年 |
| 山中 正剛 | 1962年〜1998年 |
| 石川 弘義 | 1965年〜2002年 |
| 岡本 奎六 | 1965年〜1994年 |
| 堀川 直義 | 1966年〜1982年 |
| 川上 宏 | 1970年〜1994年 |
| 築島 謙三 | 1971年〜1980年 |
| 磯田 一雄 | 1977年〜1999年 |
| 南 博 | 1978年〜1985年 |
| 有山 輝雄 | 1983年〜2002年 |
| 小林 宏一 | 1984年〜1992年 |
| 古川 良治 | 1997年〜2005年(社会イノベーション学部へ) |
| 古田 尚輝 | 2003年〜2009年 |