ゼミナール紹介

古代国文学ゼミナールⅠ(小林真由美)

  このゼミでは、奈良時代以前の作品を読みます。日本で現存最古の歴史書『古事記』『日本書紀』や、最古の地誌『風土記』、最古の『万葉集』、そして、最終的な編纂は平安初期ですが、奈良時代末に原撰本が出来ていたといわれる最古の仏教説話集『日本霊異記』。つまり、ほとんどの作品に「最古の」がつきます。高校までの勉強では、平安時代以降の作品に触れることが多く、奈良時代以前の作品を読む機会は少ないかもしれません。平仮名も片仮名もまだなかった時代ですので、「読む」だけで労を要するかもしれませんが、その分だけ「知らないことを知る」楽しみがあると思います。

  ゼミでは、作品やテーマを決めて、学生が順番に研究発表をします。たとえば、 2005 年度は『万葉集』の大伴宿禰家持の歌を一人一首ずつ読んでいきました。発表担当者は、その作品についての歴史的背景や、一語一語の意味や用例を調べたりしてプリントを作成、配布して研究発表します。その後にお互いに質問や意見交換をして、調べ方が足りなかったところや、新たに出た疑問点についてまた次週までに調査と考察をし、まとめてきます。その繰り返しによって、作品に対する「読み」を深めていきます。そうしたゼミの授業と併行して、3年次から卒業論文の制作に向けての準備も進めていきます。卒業論文は、4年間の勉学の集大成として、全力で取り組んでもらいます。

  毎年夏休みに、古代文学にゆかりのある史跡を巡るゼミ旅行をおこなっています。奈良・京都や九州など。学生が企画し、事前に勉強をして旅のしおりを作成します。中高の修学旅行で回ったところも、大学で国文学を勉強してから訪れると、新しい発見がたくさんあるようです。別称「プチ修学旅行」。

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ゼミ生たちから、受験生の皆さんに、成城大学及び国文学科について一言。

  • 「駅から近い(三分)。」
  • 「国文学というと堅苦しいイメージはありますが、中学、高校でさらっとしかやらなかった『古事記』『源氏物語』や、日本史でちらっと目にした『日本書紀』など詳しく読むと面白いものが沢山あります。」
  • 「先生に気さくな人が多い(生徒との交流が多い)。」
  • 「先生方が変わり者でおもしろい。」
  • 「少人数なので“密”な授業が受けられる。」
  • 「成城の特徴でもある、古い味のある建物に、最近出来たばかりの新しくキレイな校舎も加わって、落ち着くのどかな学校です。」
  • 「よく「国文学って何を勉強するの?勉強して何になるの?」と聞かれますが、自分から手を伸ばせば様々な発見、成長を味わうことができます。いわば自分を自ら高めていくことができる場と言うことができます。少しでも中学・高校で国語の授業を面白いと思った方なら、国文学科の授業は国語の「深み」を存分に味わうことができます。」
  • 「国文だけでないが、人数が少ないのがよい。先生との距離が近め。」
  • 「日本人であるならば、まず日本語や日本の昔の物語を読むべきです。日本が好きな人には、国文学科がおすすめです。成城は緑も多く、のびのびとした雰囲気があるので、他では味わえないものも得られるのではないでしょうか」
  • 「とにかくアットホームな学校だと思います。少人数だから、キャンパス内で知り合いに会う可能性が高くていいです。」
  • 「和歌を楽しむ会など、先生との交流が盛ん。」
  • 「国文学科では、日本人として知っておくべき教養を身に付けられる。」

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