


| 小平ゼミ | 不完全競争と情報の経済学 |
![]() |
|
| 担当教員名:小平 裕 教授 担当科目:ミクロ経済学・産業経済学 | |
![]() |
|
| 1. ゼミナールの目標
広い意味での「人間」を研究対象とする経済学は、複雑な心理構造をもつ人間たちが生み出す複雑な経済現象や経済問題の深層に迫り、私たちの経済に対する洞察を深めようとする学問です。私のゼミナールの目標は、経済学を使って現実の経済問題を解き明かす手段を身につけることです。 現実の経済問題は複雑で多面的であるので、1年次に履修した「経済学講義・演習Ⅰ、Ⅱ」では非力かも知れません。しかし、その「経済学講義・演習Ⅰ、Ⅱ」を基礎として不完全競争まで知識を深めていけば、自分が興味を持った身近なテーマについて、自分でデータを集め、現象を観察し、さらに情報を加工して、自分なりに解釈することが可能になります。このような「経済学的な考え方」を身につけることが、ゼミナールの最終目標です。 2. ゼミナールの進め方 この目標に向けて、いくつかの段階を経て準備をおこないます。2年次にはミクロ経済学の復習から始めて、不完全競争の理論や、分析する道具として広く利用されているゲーム理論を取り上げます。また、必要な数学(目的関数の最大化など微分の知識)も補います。経済学では、経済現象を記述するのに数式やグラフが広く使われています。さらに、論理的構造を探求し理論を構築するとき、数学は大きな力を発揮します。そして、最後に各人の選んだテーマについて卒業論文をまとめて貰います。 3. 予定されるテキスト Thomas J.Webster,Introduction to Game Theory in Business and Economics, M.E.Sharpe,2008 船木由喜彦『演習ゲーム理論』、新世社、2004年。 4. 参加者への要望 ゼミナールでは、毎回の予習と復習が大切です。地道な努力の継続と協調性が約束できて、経済問題に興味を持ち、自ら考えようという意欲があれば、経済学や数学の基礎知識に自信のない人でも歓迎します。ゼミナールは3年間継続する上に、途中の変更は困難です。期待はずれの学生生活を送らないためにも、参加申込みの前にテキストを図書館で調べて、自分の関心がゼミのテーマと一致しているかどうかを慎重に判断して下さい。 | |