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  • 民俗学研究所特別展
    「柳田國男と子どもの民俗—未来を担う者たちへの願い—」【終了しました】
    開催日:2019.11.02~11.30

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[会  期]11月2日・3日(文化祭)、5日(火)~30日(土)日祝は休館
[開館時間]午前10時~午後4時<土曜日は正午まで>
[会  場]民俗学研究所展示ホール(大学4号館3階) 成城大学へのアクセス

民俗社会において、子どもは、これから大人になる未だ半人前の存在とみられますが、その反面、民俗行事ではさまざまな形で活躍しています。「七歳までは神のうち」などと表現され、神に近い存在として、祭りや神事の際に神様の依代とされたり、神様と同等の扱いを受けたりもします。
また柳田國男は、子どものしぐさやことば、遊戯の中に、かつて大人が行なっていた神事や習俗の名残が見られ、それらを通して我々の過去を知ることができると考えました。それとともに、柳田は子どもたちが未来の担い手であることに重きを置いて、教育にも力を入れています。成城学園の教員らと共に教科書づくりに取り組み、子どもの「史心」を養うため、子ども向けの読み物も数多く著しました。
本特別展では、遊びや玩具、昔話といった子どもの文化をテーマに、柳田の業績や民俗学の子ども研究について展示いたします。
子どもの遊びと同様に、郷土玩具などの中にも信仰の名残を持つものが多くあります。それらは、子どもの愛護のためのお守りなどとしても贈られてきました。さらに、祖父母や親から子どもに代々語られる昔話や伝説、ことわざの中には、知識や知恵が詰め込まれています。
今回展示します子どもにまつわる民俗の一端から、日本人の子どもに対する想いを感じ取っていただければ幸いに存じます。ご来観お待ちしております。

無料・申込不要
お問い合せ 成城大学民俗学研究所 Tel:03-3482-9098

民俗学研究所特別展 「柳田國男と子どもの民俗—未来を担う者たちへの願い—」
昭和6年 散歩の途中、喜多見付近にて

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