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2016.07.25
文芸学部マスコミュニケーション学科および文学研究科コミュニケーション学専攻には、「川上宏奨学金」という、調査・研究活動奨励金を給付する制度があります。故川上宏文芸学部マスコミュニケーション学科教授よりいただいたご寄付によって運営されており、この制度が始まって今年で20年という節目を迎えました。
毎年前期に募集し、研究計画等の審査を行い、審査を通過した学部生・大学院生が給付を受けて研究活動に役立てています。
今年度は21名の応募の中から、厳正な審査の結果6名の学部生へ給付が決まり、7月21日(木)に、川上先生のご息女である天羽郁子様、選考委員の先生方、受給者の指導教員のご陪席のもと、給付式が行われました。戸部学長からは「今回、多数の応募者の中から選ばれたことを誇りに思い、研究の実りを見せてほしい」、天羽様からは「ぜひ頑張って研究を形としてまとめて、来年それを見られたら嬉しいです」と激励の言葉をいただきました。選ばれた学生たちが語った感謝の気持ちと今後の研究への抱負はどれも熱い思いの込められたものばかり。川上先生のご遺志を受け継ぎ、これから一生懸命研究を進めてください。