成城大学

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古代国文学ゼミナール

古代国文学ゼミナール

研究テーマ

このゼミでは、奈良時代以前の作品を読みます。日本で現存最古の歴史書『古事記』『日本書紀』や、最古の地誌『風土記』、最古の『万葉集』、そして、最終的な編纂は平安初期ですが、奈良時代末に原撰本が出来ていたといわれる最古の仏教説話集『日本霊異記』。つまり、ほとんどの作品に「最古の」がつきます。高校までの勉強では、平安時代以降の作品に触れることが多く、奈良時代以前の作品を読む機会は少ないかもしれません。平仮名も片仮名もまだなかった時代ですので、「読む」だけで労を要するかもしれませんが、その分だけ「知らないことを知る」楽しみがあると思います。

ゼミの特長・流れ

ゼミでは、作品やテーマを決めて、学生が順番に研究発表をします。発表担当者は、その作品についての歴史的背景や研究史、一語一語の意味や用例を調べたりしてプリントを作成、配布して研究発表します。その後にお互いに質問や意見交換をして、調べ方が足りなかったところや、新たに出た疑問点についてまた次週までに調査と考察をし、まとめてきます。その繰り返しによって、作品に対する「読み」を深めていきます。そうしたゼミの授業と併行して、3年次から卒業論文の制作に向けての準備も進めていきます。卒業論文は、4年間の勉学の集大成として、全力で取り組んでもらいます。

毎年夏休みに、古代文学にゆかりのある史跡を巡るゼミ旅行をおこなっています。奈良・京都や九州など。学生が企画し、事前に勉強をして旅のしおりを作成します。中高の修学旅行で回ったところも、大学で国文学を勉強してから訪れると、新しい発見がたくさんあるようです。別称「プチ修学旅行」。

ゼミ生のコメント

■3年生
J.Kさん 成城大学ではとても充実した学生生活を送らせてもらっています。友達と部活に打ち込んだり、ゼミなどの場面では
    真剣に文学に取り組んだりと、毎日刺激のある、楽しい空間です。 
Kさん 古代ゼミナールを選び、不安もありました。しかしゼミでは先生や先輩方がアドバイスをくれたりするので、とても
    頼もしいと感じています。
Tさん 静かで落ち着いた雰囲気のゼミ。先生も穏やかで優しいので居心地が良いです。

■4年生
Kさん 行動したいと考える学生がチャレンジ出来る環境がある大学です!古代国文学ゼミは、和やかで落ちついた雰囲気の中
    で学ぶことができます。
Mさん 和やかな雰囲気で勉強できるゼミです。皆真面目に頑張っています。
HKさん 少人数のゼミなので、意見交換を積極的に行うことが出来、自分の知識を深められます。

小林ゼミナールホームページ