文芸学部

教員紹介

岩田 一正教授

いわた かずまさKazumasa Iwata

文芸学部 / 学部共通教員
職位:
教授
専門分野:
教育学、日本近代教育史、矯正教育
主な担当科目:
教育原論I・II、教師論、教育方法学、教職実践演習など
最近の研究テーマ:
教育メディアによる教育問題の表象、少年矯正教育史など
研究内容:
教育メディアによる教育問題の表象に関する研究では、1890年代半ばから1970年代までの雑誌(総合雑誌、教育雑誌、少年雑誌、少女雑誌など)や新聞といった活字メディアにおいて、教育に関する問題がどのように形成され、どのように論じられたのかという、教育メディア内における教育に関する問題の発生と拡張を分析する作業に取り組んでいます。また、それらの発生や拡張は、教育メディアの背景にある政治、経済、思想、社会、文化といった諸領域におけるどのような歴史的な構造や状況と相関するものであったのかということを分析しています。
また、現代日本の少年院に見られる更生的風土は、1970年代半ばに生じた少年矯正教政策の変化や各少年院の教育実践の変化を下敷きにしていますが、なぜその時期に変化が生じたのかを、何人かの研究者(刑法学者や社会学者、教育学者)と共同で、矯正局や少年院に勤務していた旧職員の方への聞き取り調査と文書史料の分析から考察しています。
さらに、ある困難校(高等学校)において、新任教師たちがどのように成長しているのかを、フィールドワークや聞き取り調査に基づきながら、何人かの研究者(心理学者や教育学者)と現場の教師とともに分析しています。
略歴:
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、2000年3月、日本
主要業績:
[著書]
広田照幸・古賀正義・伊藤茂樹編『現代日本の少年院教育—質的調査を通して』名古屋大学出版会、2012年9月(分担執筆)。
秋田喜代美・佐藤学編『新しい時代の教職入門』有斐閣、2006年4月(分担執筆)。

[論文]
「1930年前後の学校紛擾に見られる大学の共同体化への希求—早稲田大学同盟休校を中心に」『成城文藝』第218号、2012年。
「教科書に見られる児童像の転換—明治期の国語読本を中心に」『日本常民文化紀要』第29輯、2012年。
「日本における市民性の教育の導入期に見られる市民性認識-品川区「市民科」を事例として」小田亮編『グローカリゼーションと共同性』成城大学民俗学研究所グローカル研究センター、2010年。
所属学会:
日本教育学会、日本教師教育学会、日本社会学会

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