英文学専攻

英文学専攻の専攻内容と学びの特色

英文学専攻の
3研究領域

英語授業実践や生活指導を重視した教職大学院のカリキュラムとは異なり、3領域の理論と実践の両面を研究できるのが特徴です。

[英語学 分野]

  • (a) 英語統語論では、生成文法や語法を中心に学びます。
  • (b) 社会言語学では、特に、言語における性差や語用論を研究します。
  • (c) 英語教育学では、4 技能、文法・語彙等の効果的な指導方法を探究します。
  • (d) 言語脳科学・実験言語学・心理言語学では、言語行動実験データの解析のほか、近赤外分光法 (NIRS) や脳波(EEG)などの最新の機能的脳イメージング装置を用いて、言語脳内処理を実証的に研究します。

以上のように、統語・形態素・音声・意味・談話・社会言語的要素などを切り口にして、ことばの獲得・習得の実態を明らかにし、外国語指導・学習の諸問題を解決することを研究の目的にします。

[英語文学 分野]

英語文学研究では、シェイクスピアのルネサンス期や北米のピューリタン時代に始まり、ヴィクトリア朝やアメリカン・ルネサンスを経てモダニズムやその後の現代社会の多様性を反映する文学まで、イギリスおよびアメリカをはじめとする英語圏の文学を対象として研究を進めます。個々の文学作品の原典を精密に読解する方法の他に、文学批評理論や比較文学等を学ぶことにより、自分の文学研究アプローチを追究します。専攻研究が解決していない問題を、自らのひらめきと批評精神によって解明し、独創性のある研究を行います。

[英語文化 分野]

イギリス、アメリカをはじめとする英語圏各地域の文化は、それぞれの地域によって歴史的にもさまざまな固有の問題を含んでいます。英語文化研究では、それらの各国・各地域の歴史、文化、社会を考察し、国際的な視野から、多様化する現代世界・現代社会の文化を理解し、受容する精神と方法を学びます。英語文化研究の対象は、各国・各地域の歴史から、現代社会の諸問題に関するものまで、多岐にわたります。それらの研究対象を、多種多様な文献資料をもとに、歴史学、文化研究、比較文化などのさまざまな文化理論と技法を学びながら研究します。また、本専攻の他の二つの専門領域、すなわち英語学研究、英語文学研究と連動する複合的な領域の研究、たとえば、言語と文化、文学の文化研究、あるいは国際教育などに関わる研究も積極的に行っています。

他大学からの進学者・社会人・現職教員の方へ

他大学からの進学を大いに歓迎します。また、社会人入学制度も充実しますので、特に、小学校・中学校・高校の多くの現職教員の方が、英語教育学・英語学・英文学・英語文化論に関する最新理論に基づいた研修を行うことができます。

1.教育委員会からの派遣、2.大学院修学休業制度などにより研究最前線の(a)英語教育学・英語学、(b)英語文学、(c)英語文化をバランスよく学ぶことができます。
小・中・高などの英語教員という専門職に就いている者にとって、更に英語能力と英語語学力、それに関連する各専門領域の知識をつけることができます。

尚、本大学院非常勤講師として、首都圏の国立・私立大学の専任教授が本専攻の指導にあたっています。社会言語学・語用論・英語教育学、イギリス文学などの分野を担当しています。

英文学専攻早期修了制度

標準修業年限は2年ですが、英文学専攻では、一定の条件下で1年間の在籍で博士課程前期を修了することができる制度を設けています。

(1) 本研究科の成城大学文芸学部英文学科在学生のための科目等履修生制度を利用して、本研究科入学前に科目等履修生として単位を修得し、認定された単位とあわせて修了に必要な単位を1年次終了時までにすべて修得(修了要件に含まれる科目のうち、「優」の科目数が80%以上であること)すること。
(2) 修士論文の評価が「優」であること。

取得できる免許・資格

■教員免許
・中学校教諭専修免許(英語科)
・高等学校教諭専修免許(英語科)

■学芸員資格(学芸員課程)

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