成城大学

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  • 2016.09.15

    第25回経営学合同ゼミナール研究発表大会、澤柳記念講堂で開催~成城大学・境ゼミナールは澤柳賞(特別賞)を受賞~

 9月6日、第25回経営学合同ゼミナール研究発表大会が、成城大学・境 新一ゼミナールが主催となり、澤柳記念講堂にて開催されました。1990年に開始されたこのプロジェクトでは、学生が企画運営する合宿&研究発表の形式で行われ、教員&学生(学部生、大学院生)が大学の枠を超えて学び、相互に交流を図ることを目的としています。毎年、主催(幹事校)が決める大会テーマでプレゼンテーション力を競い、お互いの意識を高めあうことができます。最近10年間では京都大学をはじめ、20以上の大学ゼミナールが参加してきました。
今年の参加校は、大分大学、滋賀大学(2つのゼミ)、甲南大学(2つのゼミ)、公立鳥取環境大学、就実大学、相愛大学、法政大学、北海学園大学、成城大学の計9大学11ゼミナールで、学生・教員だけでなく一般の方にも公開され、総勢180名を超える参加者となりました。
大会テーマは「Diversity」(ダイバーシティ)。“diversity”は、14世紀半ば、古フランス語のdiversiteが語源であり、「違い」「ユニークな機能」「違和感」という意味です。また、12世紀ラテン語のdiversitatemは「邪悪」「つむじ曲がり」という意味で用いられていました。昨今のグローバル化によって、性別、対人関係、国籍、年齢、LGBTなどの属性の違う人々が相互に影響しあう機会が増えました。学界ではこれらの違い(属性)のことをDiversity(多様性)と呼んでいます。
 今回、全日8時間以上におよぶ各ゼミナールの研究発表では、人種、宗教、ジェンダー、障がい、LGBT(マイノリティー)など様々な視点から行われ、学生・教員とともに白熱した議論が展開されました。また、成城商店街振興組合・理事の加藤小百合氏を迎え、大学と地域の連携成果を報告した特別講話も行われました。

 成城大学・境ゼミナールの研究タイトルは、「Diversity経営の可能性 ~女性の社会進出が日本企業に与える影響を通して~」で、女性の社会進出について、統計的な分析(データ分析)に代えて、伊藤忠商事(株)、(株)NTTドコモの企業事例から検証を試みました。審査の結果、境ゼミナールは澤柳賞(特別賞)を受賞しました。

 境ゼミナールは2008年から9回目の参加となり、一昨年から3年連続で受賞しています。特に今回は、経営学合同ゼミナール主催として運営と研究発表の全体を、2・3年のゼミ生によるチームワークで実現させました。この貴重な経験が、今後の教育、研究、就活に大いに役立つものと思われます。

  • 第25回経営学合同ゼミナール研究発表大会、澤柳記念講堂で開催 ~成城大学・境ゼミナールは澤柳賞(特別賞)を受賞~

  • 第25回経営学合同ゼミナール研究発表大会、澤柳記念講堂で開催 ~成城大学・境ゼミナールは澤柳賞(特別賞)を受賞~

  • 第25回経営学合同ゼミナール研究発表大会、澤柳記念講堂で開催 ~成城大学・境ゼミナールは澤柳賞(特別賞)を受賞~

*経営学合同ゼミナール合宿 http://tomo.milkcafe.to/kegozega/