経済学部

教員紹介

中村 理香教授

なかむら りかRika Nakamura

経済学部 / 基礎教育
職位:
教授
専門分野:
北米マイノリティ文学と文化
主な担当科目:
英語、思想・人間論
最近の研究テーマ:
アメリカ・マイノリティ(研究)と戦争の記憶
研究内容:
日系アメリカ人やコリア系アメリカ人など、主に東アジアを出自とする北米のアジア系マイノリティの人たちが、第二次世界大戦/アジア太平洋戦争時の日系人強制収容や原爆投下、日本軍「慰安婦」制度や朝鮮人皇軍兵士とBC級戦犯など、日本・アメリカ・カナダの戦争暴力をどう記憶するか、その語りのあり様を研究しています。最近は、特に在日コリアンの「慰安婦」制度サバイバーや日系アメリカ人被爆者など、いわゆる「加害国」で生き残った戦争被害者についても関心を持っています。
略歴:
1999年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学
2009年 Ph.D. in Literatures in English, Rutgers the State University of New Jersey
1999年より成城大学
主要業績:
・『アジア系アメリカと戦争記憶--原爆・「慰安婦」・強制収容』, 青弓社, 2017年
・"Reorienting Asian American Studies in Asia and the Pacific," in Yasuko Takezawa and Gary Okihiro, eds., Transpacific Japanese American studies: Dialogues on Race and Racializations (University of Hawai’i Press, 2016).
・「ジョイ・コガワ『おばさん』における先住民へのまなざしと「入植者市民権」という両義性」『多民族研究』第8号(2015).
・「損傷を言葉にすること——『おばさん』における運動言説とトラウマ言語」, 石原剛他編『憑依する過去——アジア系アメリカ文学におけるトラウマ・記憶・再生』, 金星堂, 2014年.
・“What Asian American Studies Can Learn from Asia?:Towards a Project of Comparative Minority Studies. ” Inter-Asia Cultural Studies13.2 (2012):251-266.
・「アジア系アメリカ文学および批評にみる他世界との交渉——「アジア系ポストコロニアル批評」の可能性」.『アジア系アメリカ文学を学ぶ人のために』.世界思想社.2011年.
・“‘Allied Masculinities’ and the Absent Presences of the Other: Recuperation of Japanese Soldiers in the Age of American Wars in Iraq and Afghanistan—An Analysis of Flags of Our Fathers and Letters from Iwo Jima. ” Eds. Paul Gordon Schalow and Janet A. Walker. PAJLS Proceedings of the Association for Japanese Literary Studies. Vol. 11 (Sum. 2010): 206-220.
・“Traveling through Literatures: ‘Internationalizing’ and Postcolonializing Asian American Literature and Studies—Reading Karen Tei Yamashita’s Works.” AALA Journal 15 (2009).
・Attending the Languages of the Other: Recuperating “Asia,”Abject, Other in Asian North American Literature. Rutgers, the State University of New Jersey, U.S.A. Ph.D. Diss. 2009.
・「帝国の少数民族ということ——ミツエ・ヤマダの『砂漠の囲い』にみる「有色人植民者」言説と「日系市民権」再考」.『木と水と空と——エスニックの地平から』,松本昇,稲木妙子,他編.金星堂,288-304頁,
2007年.
・「女・家族・国家/ディアスポラ−−ノーラ・オッジャ・ケラーの『従軍慰安婦』にみる「二つの帝国」と脱出記の撹乱」『越境・周縁・ディアスポラ−−三つのアメリカ文学』,松本昇,他編.南雲堂フェニックス(2005年).
・「「政治言説」としての小説テクスト——ジョイ・コガワ, Obasanにおけるアクティヴィズム・文学・国家」,
日本アメリカ学会『アメリカ研究』38号, 2004年.
・「植民地化される男たち--『M.バタフライ』における抵抗と支配としての非/本質主義」小森陽一,富山太佳夫,他編. 岩波講座『文学』第13巻『ネイションを超えて』(小森陽一編)所収, 岩波書店, 2003年.
所属学会:
AAAS (Association for Asian American Studies), ASA(American Studies Association),日本アメリカ文学会, 日本女性学会, 日本アメリカ学会, 同時代史学会, 多民族研究学会

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